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米国食品事情vol.389 (平成29年8月1日号)

社内報マリン

米国食品事情vol.389 (平成29年8月1日号)

コラール 伊織

チーズビジネスが、次のレベルに

アシュヴィル・ニュース
2016年10月7日 サラ・ケイ筆

 ノースカロライナ州の都市アシュヴィルにおいて、ホテルやレストランから離れた山々に観光客を誘いこもうとする流れがある。それは、アグリ・ツーリズムと呼ばれ、ますます多くのチーズメーカーが、その流れに参加しようとしている。

 アシュヴィルから車で15分、バンコーブ郡はフェアヴューのチーズ製造所「ルッキング・グラス」は、2009年に創業し、現在、西ノースカロライナ・チーズツアーの15の目的地の一つとなっている。 ルッキング・グラスのオーナーであるジェニファーおよびアンディー・パーキンズは、かつての酪農家と消費者との関係に立ち戻ること、すなわち、農場からテーブルへ、の試みを開始した。
「ヤギと羊の乳しぼりの体験が、わたしをこのビジネスに導いてくれました」と話すのは、ジェニファー・パーキンズ。 「それは、伝統に敬意を持ち、酪農ビジネスを成り立たたせながら、そのすべてを守るという企てなんです。」

 一方、アシュヴィルから車で一時間ほど南下したポーク郡コロンブス近くの226エーカー(約90万平方メートル)を持つ農場、ハーモン酪農農場のダグおよびアラン・ハーモンもまた、彼らの父親が1947年に耕作しはじめた土壌を開発から守ることを主潮としている。 ポーク郡の農業支援を目的とする地元の非営利団体GROの代表、パトリック・マックレンドンは、「ハーモンたちは、この地において70年間農業をしてきました。そして今、わたしたちは、ルッキング・グラスもまた、長い道のりを今はじめていることを知っています」と話す。  ルッキング・グラスは、60頭の乳牛、一つの完全な加工工場、そしてツアーおよびクラスを開催している。 チーズ作りのプロセスの重要な部分が、農場に建てられたチーズ熟成のための洞窟だ。 「わたしたちのチーズの品質はますます良くなるでしょう、それは、それぞれの洞窟が、ある特定のチーズのために作られており、それぞれが、異なる湿気と温度を持ち、そしてわたしたちは、それぞれのチーズの欲するちょうどぴったりのものを与えることができるからです」というのは、ジェニファー・パーキンズ。

 ハーモンたちは、パーキンズたちが酪農農業の基礎を学ぶことができるまで、彼らと共に働く。バンコーブとポークという二つの郡をまたがるチーズ作りと農業ツーリズムのコラボレーションは、彼らがまさに成長することを願うものだ。 「わたしは、維持可能な酪農ビジネスを作り上げることによって、人々の目的地となり、アシュヴィルを訪れた人々が、この農場を通して学び、かつ触れ合う機会となることを願っています」とジェニファー。
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