パブリシティ

パンケーキのラインナップ拡充

 マリンフードは3月上旬から、新商品『ライ麦と小麦胚芽入りパンケーキ』と『チーズ&クランベリーホットケーキ』の販売を開始した。
 電子レンジやオーブントースターで温めるだけで簡単に食べられ、粉を溶いたり、焼いたりする手間を省けるのが特徴。消費者のヘルシー志向や本格的な味わいを求める志向に対応した2品を投入し、商品ラインナップの充実化を図った。
 『ライ麦と小麦胚芽入りパンケーキ」は、北海道産の小麦・ライ麦粉を100%使用。控えめな甘さで、1商品あたり牛乳1本(200ml)分のカルシウムとレタス2個(400g相当)分の食物繊維を配合した。
 『チーズ&クランベリーホットケーキ』は、「専門店のようにチーズを配合したホットケーキを作りたい」という想いから誕生した。生地にマスカルポーネチーズを練り込み、赤色がきれいなクランベリーを入れた。コクのあるチーズ風味で、本格的な味が家庭で再現できる。
 いずれもメープル入りシロップ付きで、それぞれ内容量90g(2枚入り)。

ライ麦と小麦胚芽入りパンケーキ
ライ麦と小麦胚芽入りパンケーキ
チーズ&クランベリーホットケーキ
チーズ&クランベリーホットケーキ

「ヴィーガン」シリーズ2品発売

菜食主義、アレルギーに対応

 マリンフードのマーガリン・バター類の今期(16年12月期)の状況は、バター需給が一変し潤沢な状況の中、バター、コンパウンドマーガリンの荷動きが低迷した。同社独自の色物や小型マーガリンは堅調に推移している。  商品面では、8月25日に「ヴィーガン」シリーズ2品(ソフト・シュレッド)を新発売した。味の評価もよく、初動は順調だ。重点商品と位置付けて展開する。
 スプレッドタイプの「私のおいしいヴィーガンソフト160g」は「コレステロールゼロ」「水溶性食物繊維配合」といった、消費者の関心が高い商品コンセプトを持つ。ヘルシー志向の消費者に訴求する。
 さらに、動物性原料と27品目のアレルゲン原料不使用のため、「ヴィーガン(完全菜食主義者)」「ベジタリアン」や、食物アレルギーに対応する。発売後、「こんな商品が欲しかった」という消費者の声が寄せられ、手応えをつかんでいる。
 同シリーズの姉妹品として、使い切りタイプ「ヴィーガンソフト7g」を年明けに発売する予定。一般の人はもちろん、食事摂取を制限している人も安心して食べられる。学校・病院給食や健康食品関連、一般量販店、ファミリーレストラン等各方面から引き合いが増えつつあるという。同シリーズを、来春からの各種展示会に向けて積極的にアピールする。
 その他の新商品では、「私のシリーズ」より、「私のアーモンド&バターブレンド150g」を今秋発売した。
 今後の商品開発では、食生活が多様化する中、「ヴィーガン」シリーズのように、市場になかった商品、「こんな商品が欲しかった」というサイレントカスタマーに応えられる商品の開発に力を入れる。

PB商品で大きな成果

 マリンフードは、独自技術で市場ニーズに合致したオリジナリティーの高い商品を提供している。その代表が、原料チーズの国際価格の変動に対応するとともに、含有するコレステロールを低減した植物性油脂主原料のチーズ代替「スティリーノ」シリーズ、小型 (ポーション)タイプや、ガーリック入りフレーバー(色物)タイプマーガリンなどを続々発売し、市場育成してきた。この背景に、ターゲットを絞ってプロジェクトを結成し、集中的に取り組む新商品開発体制と、市販用を中心とした販路開拓の努力があり、中でもPB商品で著しい成果を挙げている。加えて、海外販路開拓や訪日外国人の増加を見据えた商品展開にも余念がない。
 そこで昨年、動物性原料に加え、27品目アレルゲン原材料不使用のヴィーガンシリーズとして、「私のおいしいヴィーガンソフト」「私のとろ~りとろけるヴィーガンシュレッド」を発売した。「ヴィーガン」とは、欧米で注目されている完全菜食主義のライフスタイルで、日本ではまだ認知度が低い。同シリーズでは、動物性原料不使用はもとより、27品目アレルゲン原材料不使用、コレステロールゼロ、水溶性食物繊維配合と、ヘルシー志向ユーザーに対する訴求ポイントを多く揃え、多様化する食生活の中で食品制限するユーザーをターゲットにしている。そこで、認知向上が必須と捉え、展示会や各種イベント、メディア媒体を活用したPRに努める考え。
 さらに海外展開では、台湾や香港、タイ、インドネシアに向けて販売している。チーズに関して日本は後発国だが、プロセスチーズの多様なフレーバー、アイテムで「欧米やオセアニア諸国製品と比較しても強みがある」と確信し、海外の食品展示会に頻繁に出展しPRに努めるとともに、現地の食品企業や流通業と取組み、規模拡大中だ。


拡大するVegan市場に新商品投入

「私のとろ~りとろけるヴィーガンシュレッド」
「私のおいしいヴィーガンソフト」

 マリンフード(吉村直樹社長)は今年8月、動物性原料を一切使用せず、27品目のアレルゲン原料も不使用の「私のとろ~りとろけるヴィーガンシュレッド」と、「私のおいしいヴィーガンソフト」の2品を同時発売した。欧米から日本へと広がりつつあるヴィーガン(完全菜食主義)市場を狙った商品で、健康や環境意識の高い客層のニーズに応えていく。

【英国発祥 ヴィーガン(Vegan)とは】
 ヴィーガン(Vegan)とはベジタリアン(Vegetarian)を略した造語で、乳製品や卵を含む動物性の食品を一切取らない、従来のベジタリアン以上にストイックな完全菜食主義を指す。発祥はイギリスで、現在は欧米を中心にその概念が浸透している。健康上の理由だけでなく、倫理観や環境意識の高まりを背景にヴィーガン人口は増加しており、関連市場も拡大を続けている。健康上のメリットとして、食物繊維を豊富に採ることによるデトックスおよびダイエット、咀嚼回数の増加でセロトニンが分泌されることによるリラックス、また動物性タンパク質に起因する体臭へのアプローチなどが挙げられる。
 アメリカのホールフーズに代表されるオーガニックスーパーでは、ハラール同様にヴィーガン売場が定番化され、幅広い商品が販売されている。加工食品では乳成分を植物成分に置き替えたチーズやスプレッドなどがあり、チーズは豆乳・大豆油やタピオカ粉・エンドウタンパクなど、スプレッドは植物油・大豆タンパク、大豆レシチンといった素材・成分を用いた商品がみられる。
 ここ日本でも健康志向の多様化につれ、ヴィーガン市場の芽が出ている。ただ、ヴィーガンメニューを提供する外食産業も一部ある一方、チーズやスプレッドなどの加工食品は、味や品質にうるさい日本人の嗜好を満たす必要があり簡単ではない。

【顧客の声から独自の商品を開発】
 そうした中で今年8月、半世紀以上のわたりチーズやマーガリンを製造販売し、近年はその技術を応用した第3のチーズ(スティリーノシリーズ)などを提供するマリンフードが、ヴィーガン市場に本格参入した。
 マリンフードは明治21年(1888年)に創業した石鹸工場を前身とし、1948年にマーガリンの生産を、1961年にプロセスチーズの生産を始め、主に外食業務用を中心に業容を拡大している。1969年に現社名に改称した後、1975年にホットケーキ、77年にピザ用ミックスチーズ、84年にポーションタイプのマーガリンの生産を始め、現在はホテルや学校給食用のポーションバター・マーガリンでも高いシェア率を誇る。
 同社は、「顧客の声、と世の中のニーズにあわせた商品を提供し続ける」ことを戦略の柱とし、他メーカーにない唯一の商品開発にも注力してきた。
 その1つである「スティリーノシリーズ」(07年開発)は、ナチュラルチーズ、プロセスチーズに次ぐ第3のチーズと呼ばれる、乳脂肪のかわりに植物性油脂を使用したチーズ代替え素材。価格変動を受けにくい植物性油脂を使用しているため、通常のチーズよりも安価で購入できるのも特徴。一昨年には同シリーズより、ゴーダチーズと比較してコレステロール95%カットしたシュレッド品も上市している。

【1年かけ品質と味の課題をクリア】
 このほど発売した「私のとろ~りとろけるヴィーガンシュレッド」と、「私のおいしいヴィーガンソフト」の2品は、動物性原料を一切使用していないだけでなく、27品目のアレルゲン原料も一切使用しておらず、ヴィーガンにもアレルギーにも対応した日本初の商品となる。
 「ヴィーガンシュレッド」は、ゴーダチーズ(日本食品標準成分表2015)と比較してコレステロールを99%カットし、健康志向層を幅広く取り込める設計とした。同じく「ヴィーガンソフト」は通常のソフトマーガリン(日本食品標準成分表2015)と比較してカロリーを60%カットしたほか、コレステロールゼロを実現した。
 ベンチマークとした欧米の商品をベースに、味や品質に厳しい日本人の嗜好に合うよう約1年間、研究に研究を重ねてきた。研究部課長兼Aチームリーダーの川村敏美さんは、「動物性原料不使用やアレルギー対策でなく、カロリーやコレステロールのカット、さらに味わいといった全てをクリアすることが大きな課題だった。シュレッドは加熱によりとろけるような食感が楽しめ、ソフトはコレステロールゼロを実現しながら、爽やかな味わいを楽しんでいただけると思う」という。
 2品の発売以降、同社HPには「こんな商品が欲しかった」という声が続々と届いている。常務取締役管理部長の吉村厚美さんは、「欧米で広がるヴィーガン市場の、日本におけるパイオニアを目指し、商品の良さをアピールしていきたい」と語っている。


乳、動物性原料不使用「ヴィーガン」シリーズ新発売

吉村直樹

代表取締役
吉村 直樹社長

 マリンフードは、マーガリン・バターとホットケーキ、チーズの3本柱で展開している。その時々のマーケットを見据えた、新発想の商品開発に独自性があり、例えば、ポーションマーガリンや、ガーリックなどのフレーバーマーガリン、燻製バター・チーズ、植物性油脂を主原料としたチーズ代替「スティリーノ」、さらにこの技術を活かした動物性原料不使用の「ヴィーガン」シリーズなど、ユニークな商品を次々誕生させ、新市場を創造する広報・宣伝、営業を行いながら、地道に育成し、マーケットに定着させている。
 中でも順調に拡大しているチーズ事業は、今期(12月期決算)8月までで、物量ベースで前年比5.6%増。昨秋、スライス市場に本格参入し、「コレステロール90%オフヘルシースライス」を皮切りに、「私のスライスチーズ108g」「私のとろけるスライスチーズ108g」「私のミルキーモッツァレラスライスチーズ105g」を発売し、NBはもとより、PB商品としての営業活動を強化している。その結果、共同仕入れ機構や大手スーパーでの発売が近々予定され、今後への期待が高まっている。
 海外戦略にも積極的で、すでに台湾や香港、タイに向けて販売している。チーズに関して日本は後発国だが、プロセスチーズの多様なフレーバー、アイテムで「欧米やオセアニア諸国製品と比較しても強みがある」と確信し、海外の食品展示会に頻繁に出展しPRに努めるとともに、現地の食品企業や流通業と取り組み、規模拡大している。さらに今春、インドネシアに向けて、「ミルクを食べるキャンディチーズ」3種(プレーン、ブラックペッパー、アーモンド入り)の輸出をスタートした。8月には米国ロサンゼルスの日系スーパーで、ベビーチーズの試食販売も実施した。
 スティリーノに関しては、同社が2007年、原料チーズの国際相場高騰に対応した独自開発したもので、メディアや市場から、ナチュラル、プロセスチーズに次ぐ"第3のチーズ"と認識されている。植物性油脂が価格変動を受けにくいため、一般的なチーズより安価な点が急成長の要因だ。加えて、味や溶け具合などでチーズと遜色ない上、冷めても軟らかく、チーズ嫌いでも受け入れやすく、需要の裾野が広い。特に一般的なチーズよりコレステロール値が低く、健康志向商品としてのポジションを確立。流通PBや留め型で配合比率に応じて「コレステロール〇〇%カット」と明記した商品が多数、売場に並んでいる。加えて同社では、ブランド戦略や地道な認知向上活動の推進ほか、溶けやすさやヘルシーさの観点で技術革新を続け、品質面での進化も続けている。
 さらに新ジャンルへの挑戦を続け、乳、動物性原料と27品目のアレルゲン原料不使用の「ヴィーガン」シリーズを立ち上げ、「私のおいしいヴィーガンソフト」「私のとろ~りとろけるヴィーガンシュレッド」を新発売した。ヴィーガンとは、動物性食品を一切摂取しない欧米発のライフスタイルをいい、今後わが国での市場開拓に努める考え。

ヴィーガンシュレッド200g ヴィーガンシュレッド500g ヴィーガンソフト160g

私のとろ~りとろけるヴィーガンシュレッド 200g

私のとろ~りとろけるヴィーガンシュレッド 500g

私のおいしいヴィーガンソフト 160g



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