パブリシティ

「マーガリンなどの食品メーカー マリンフード

創業120年記念キャンペーンを展開中」

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「たらこスプレッド」発売

パスタソースに使えるたらこ風味スプレッド

 マリンフードは主力商品の「ガーリックマーガリン」「はちみつシュガーバターブレンド」などマーガリン・スプレッドシリーズを多彩に展開。今月から新たに、「たらこスプレッド」を新発売し、ラインアップを強化した。
 新商品は、"つぶつぶ感が新しい、パスタソースに使えるたらこ風味スプレッド"をコンセプトに開発。香ばしいたらこの風味をバター入りマーガリンでいっそうおいしく仕上げた。
 つぶつぶとした食感が引き立ち、パスタソースに最適だが、フランスパンやポテトサラダに混ぜるだけで簡単に人気メニューを再現できる。カップタイプで使う量が調節できるため、ポテトフライのディップソースやチャーハンなど、幅広い料理のアクセントに活用できる。

マリンフード(株)

チーズ代替品の「スティリーノ」を開発
家庭用の「たらこスプレッド」にも期待

 同社の主力製品であるチーズが昨年から上がり続けており、年明けにはさらなる高値が確定している。今年の初めには450円/kgだった輸入価格が来年6月頃には900円/kgになる見通しだ。この約450円の値上がりをチーズ関連製品の価格に転嫁することが、目下の急務になっている。原料の上げ幅が大きいため、値上げの積み残しは許されない。さらにホットケーキに使用する小麦粉、ポーションなどのバター、マーガリンの油脂など原材料が軒並み大幅な上昇になっており、値上げ浸透に向けての努力が続いている。こうした環境下で同社の12月決算は、前期で出した利益の減少をどこまででとめられるかという厳しい状況になっている。
 こうしたチーズの急騰を受けて、今年は油脂とカゼインをベースに、チーズ様の物性、食感、風味を持つ食品を開発した。商品名は社員からアイディアを募集し、「スティリーノ」に決めた。ギリシャ語の"スティ"(チーズ)からヒントを得て「スティリーノ」という新しい言葉を造語したという。「スティリーノシュレッド1kg」と、スティリーノとチーズを50%ずつ配合した「チーズ&スティリーノシュレッド1kg」を商品化した。ユーザーのコスト抑制に応えた商品になる。
 もうひとつの画期的な新製品は「たらこスプレッド」。マーガリンにいろいろな風味を付けたシリーズの一環として開発したもの。家庭や外食関連で、パンに塗るスプレッドとして、あるいはパスタソースとして使用してもらう。混ぜるだけで美味しいタラコスパゲッティができる。業務用は750g、家庭用が150g。たらこをたっぷりと入れたのが自慢。たらこは吸い込んだ水分をある程度の時間が経つと吐き出すため、どうしても水が浮いてくるという問題があり、この解決に時間がかかったという。
 また、今年の新製品として「純製ラード2.5kg」「純製ラード900g」を業務用に、家庭用には「純製ラード150g」を発売している。
 そして調製食用脂の高騰を受けて、コンパウンド品の種類(配合率)を増やして、お客様が選択できるようにした。ポーションもバター100%からさまざまなタイプを揃えると同時に、ポーションの容量も、5g、7g、8gと品揃えを豊富にした。

マリンフード(株)

営業体制の強化で増収増益を達成
「こめ油ブレンドマーガリン」を新発売

 マリンフードの特徴は、家庭用から業務用まで幅広い分野に、マーガリンからホットケーキ、チーズなど多様な商品群を持っていること。それだけ営業にかかる負担も大きかったが、ここ数年東西での営業体制の充実を図ってきており、そういった努力が実を結びつつある。前期は売り上げ、利益とも順調な伸びを示している。
  ただ主力に育ったチーズは世界的に需給がひっ迫しており、毎年のように上がる原料価格に製品の値上げがついていかないという状況が続いている。しかし製品値上げをしても、チーズ需要の伸びは衰えることを知らず、泉大津にあるチーズ専用工場はフル生産が続いており、工場内にスペースを作り能力アップを図る予定。チーズ需要の伸びは、洋風だけに限らず、あらゆる料理の素材として使われるようになっていることが大きい。カマボコやパンなどで新しい用途での需要が拡大しており、日本の伝統的な食品ともマッチする。日本のチーズ消費量は1人当たり約2Kgとされているが、欧州に比べると10分の1に過ぎない。
  マーガリン類でも売り上げを伸ばしている。スプレッド類が好調で、ホテルマーガリンなどの留め型が伸びを支えている。量販店での配荷率も高いガーリックマーガリンは、固定客をつかみ、安定している。その他の商品では、ホイップタイプのバターが予想外の伸びを示している。
  今年の新製品では、コメ油を使用した「こめ油ブレンドマーガリン」と、ホットケーキの季節限定品、風味の品揃えなどが目立っている。
  「こめ油ブレンドマーガリン」は、国産米糠限定のコメ油を原料油脂中50%使用しており、コメ油の風味を生かした家庭用マーガリン。

マーガリン特集 業務用各社の動向

【マリンフード】今期は前年クリアと堅調“色物”で新製品の開発進める。

 マリンフードのマーガリン製品の今期(12月期)の状況は、前年クリアと堅調に推移している。同社は業務用が主力で、小型ポーションや小型キャラメル包装など小型タイプ、少ロット対応力を生かしてのユーザーニーズに応じた商品開発を幅広く手がける。
 同社はまた、工程の複雑なガーリックマーガリンなどの"色物"マーガリンの品ぞろえが豊富で、売れ筋ナンバーワンの「ガーリックマーガリン」、続いて人気の「はちみつシュガーバターブレンド」「ブールコンポーゼ・ド・パリ」は家庭用、業務用の両市場で着実に浸透している。
  今シーズンのマーガリン新製品はないが、年内から年明けの発売を目指し、強みの色物で高付加価値を追求した新製品の開発を進めている。

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