パブリシティ

上期は金額16%増加 用途提案の開拓営業が奏功

 マリンフード(株)(大阪府豊中市、06・6332・4360)=12月期決算。同社の上期チーズ類売上高は物量で前年比10%増、金額で同16%増で着地した。業務用シュレッドをメーンに展開する同社だが、用途を提案しながらの新規開拓営業が功を奏し、外食や製菓・製パンルート、加工食品の原料用と全チャネルで好調。
  商品のタイプも業務用のシュレッドやソフトチーズ、プロセスチーズだけでなく、キャンディータイプを中心に展開する家庭用も流通やメーカーのOEM商品がけん引し、総じて好調に推移した。
  同社はチーズのほか、マーガリンとホットケーキの3本柱で展開し、マーガリンは同4%増。業務用が主力だが、「ガーリックマーガリン」に代表される家庭用が同2桁増となり、うち有名ホテルとのコラボ商品や流通のPB商品も健闘した。
  一方ホットケーキは春に季節限定で販売した「いちご入り」が好調。夏バージョンの「マンゴー入り」も現在販売中だ。さらに業務用ではファミリーレストランの留め型商品も順調に推移しているという。
  下期に向けてはこうした既存の商品群に加え、6月からチャレンジした、スーパーのレジ周り商品「冷凍どら焼き」や喫茶店チャネルで販売するカツ丼など冷凍惣菜類といった新ジャンルの商品群にも注力し、売上げ増を図っていく方針だ。

色物商品で差別化 業務用を用途提案、強化

 【大阪】マリンフード(株)(大阪府豊中市、06・6333・6801)の今期(12月期)マーガリン類売上高は前年並みで推移している。同社は「ガーリックマーガリン」に代表される、いわゆるさまざまなフレーバーを付けた色物商品で他社との差別化を図っている。そうした中8割の構成比を占める業務用で、得意先ごとに配合を変えた商品を用途提案しながらの営業活動を強化することで拡売に努め、徐々にこうした商品のウェートが高まっている。
 一方家庭用では、昨年新発売したリッチな味わいが特徴の「マカダミアナッツスプレッド」に加え、今年は健康志向型商材として、原料油脂の約半量を米糠から抽出した米油を使用した「こめ油ブレンドマーガリン」を新発売。2品の認知向上に努めている。さらにPB商品で価格対応型商材も発売するなど、二極化したニーズに対応している。
 今後もこうした政策をさらに強化することで、微減傾向が続くマーガリン市場の中で売上げの拡大を目指すとともに、併せてコスト削減に努め、原材料や輸送コストが上昇する中、利益確保に努める方針だ。

新製品ガイド「こめ油ブレンドマーガリン」マリンフード

こめ油ブレンドマーガリン

こめ油ブレンドマーガリン

  マリンフードは2月1日、家庭用新商品「こめ油ブレンドマーガリン」を新発売した。
  同商品は、原料油脂の50%をこめ油ベースとした植物性マーガリン。こめ油はコレステロールの消化吸収を阻害する植物ステロールが豊富なほか、抗酸化作用のあるビタミンEを多く含む、酸化安定性に優れた植物油。原料油脂にはこめ油のほかパーム油も配合している。また、粉乳や生クリームをブレンドしたクリーミーでやさしい味わいが特徴で、焼き立てのトースト、ホットケーキやパンケーキ、ワッフルに合うほか、茹でた野菜、炒め物など幅広い料理に活用できる。内容量180g、荷姿12×4、希望小売価格208円税込み。

コメ油を使用した“ヘルシー”マーガリン新発売

こめ油ブレンドマーガリン

こめ油ブレンドマーガリン

 【大阪】コレステロールの消化吸収を阻害する植物ステロールを多く含む"コメ油"。これを原料油脂中半分も使用したヘルシーなマーガリンが2月初旬、マリンフード(株)(大阪府豊中市、06・6332・4360)から新発売された。 商品名は「こめ油ブレンドマーガリン」 (内容量180g、希望小売価格208円=写真)。
  同品は、マーガリンの主原料である植物油脂のうち約2分の1に、国産の米糠から抽出・精製したコメ油を配合。他の油脂類もパーム油を原料にするなど原料油脂にこだわった。しかも着色料は、パーム油から抽出・精製したカロテンを使用、合成着色料不使用のほか、粉乳や生クリームをふんだんにブレンドした、まさに「安全・安心、健康、おいしさ」を追求したマーガリン。
  しかも、まろやかでやさしい味わいに仕上がっており、トーストやホットケーキ、ゆでジャガイモに塗るほか、炒め物などの調理用途も可能な、通常のマーガリンやバターと同じ用途に使用できる点も特徴。
  コメ油とは米糠から抽出した植物油を言い、植物性ステロール含有率が植物油脂中最高(ナタネ油の約2倍、大豆油の約4倍)のほか、抗酸化作用に優れるビタミンEが多く含まれる、生活習慣病予防食材として、健康志向の強い人の間で"知る人ぞ知る"ヘルシーオイルだ。
  さらに酸化安定性に優れるため、加工食品の原料のほかクッキングオイルとしてプロから高い支持を得るなど、加工性の良さも特徴となっている。

マーガリン工業会関西 総需要が伸び悩む中で各社とも好調な業績

 日本マーガリン工業会関西支部(事務局=マリンフード内、豊中市、06・6333・6801)は1月24日、大阪市北区の大阪全日空ホテルで賀詞交歓会を開催、会員メーカーを中心に約80人が参加し、盛会となった。(佐藤路登世)

 開会に当たって、同支部支部長の吉村直樹マリンフード(株)社長が「昨年の植物加工油脂総生産量は70万0910t。前年比2.7%伸長したが、10年前と比較して約1%ダウンしている。生産量が伸び悩む中でも、会員メーカーさんは皆さん良い業績を挙げておられ、まさに模範的業界と自負している。さて、日本経済の代表選手は自動車産業と言われているが、1億2000万人が80年生きれば10兆回食事をすることになる。命の源と同時に楽しみの場でもあり、自動車産業より高貴な仕事で、食品産業こそ日本経済を引っ張っても良いのではないか。企業は先見性が大切だといわれるが、先のことなんか見えない中で、確実に前に進んでいけたらと思う」とあいさつした。
  続いて、会員を代表して不二製油(株)の浅原和人社長が「昨今のニュースを見ても、ビジネスは汗水たらすものという原点に返ると同時に、道徳と倫理感が改めて問われている。特に食品産業は、安全・安心への対応を肝に銘じなくてはならない。しかも高付加価値・高品質商品を作ることで利益性を高めることも大切だ。われわれ関西支部では、過去に新しい商品を何度も開発し、今後も力を合わせて業界の活性化につながるような商品を誕生させ、発展していこう」と呼びかけた。

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