パブリシティ

今秋に竣工した「長浜工場」でもチーズ生産スタート

新年度より家庭用ベビー市場に新規参入
今期も売上高2桁増と絶好調のマリンフード

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 マリンフードの今期1~10月売上高は前年同期比12・4%増であり、12月期末の着地見通しについても期初目標の10%増を上回る可能性が高くなってきた。売上構成の6割を担うチーズ部門(PB生産含む)の販売実績が金額ベース22・3%増と勢いよく伸びて全体を牽引したもので、同部門単独でも期初計画の15・4%増より上ブレしての着地が見込まれる。物量ベースの伸びも10月までの累計で28・9%増と大幅なため、このままのペース維持なら同社の今期年間のチーズ販売量は一気に1万2千t前後まで膨らみそうだ。
 そのチーズ部門の用途別では、家庭用がNCシュレッドのPB受託増や昨年10月に新発売したスタンディングパックシリーズ製品の配荷順調などで前期に引続き高伸長。業務用の動きも堅調である上に、今期は春より専属部署を構えて営業活動を本格化させた海外アジア市場でもCVS店頭採用が進むなど、プラス材料には事欠かない状況だ。
 こうしてここ何年も業容拡大を続けてきた同社では、大阪府下に2ヵ所ある既設生産拠点(豊中市本社工場、泉大津市チーズ専用工場)の稼働率をめいっぱい高め、チーズの最需要期である冬には24時間体制での対応を進めてきたが、その限界が近いと予測。また、主力の泉大津が臨海立地であることへのリスクヘッジとしても必要との判断から内陸地(滋賀県長浜市)での第3工場建設を決め、今年5月に着工したその「長浜工場」の完成披露会を10月29日に催したところだ。
 竣工と同時に稼働を開始した長浜工場では、すでにシュレッド、キャンディ、業務用PCの製造ラインが動いており、泉大津とほぼ同じ品目のチーズ生産(業務用ダイスカットなど除く)が可能。その上、来春には本社工場のチーズ関連全設備を長浜に移すので、フォンデュ用を含むソフトチーズやスティリーノの他に各種ソース(チョコ、キャラメル、ピザ用トマト等)の生産も出来るようになる。
その後、必要に応じてこれらの設備増強や新規のライン導入を図る計画なので同新工場の生産能力は今のところ把握不能。ただ、BCP対応や将来アジア市場向け商品の生産を主力的に担える地の利を考えて建設されたことを思えば、少なくとも泉大津と同等(推定年間約1万1千t)か、それ以上ではあるだろう。
 なお、同社は長浜工場の新設を機にPCベビーの製造ライン導入を済ませており、新年度より家庭用ベビー市場への新規参入を果たす。PB留型商品の生産受託を足がかりとするものだが、同時にNB商品の発売準備も進めており、2013年春には同社チーズの主力ブランドシリーズ新製品として『ミルクを食べる ベビーチーズ4個入』5品種(プレーン、アーモンド入り、ブラックペッパー入り、スモーク風味、サラミ入り)の上市を目指す。
 <長浜工場概要>▽所在地=滋賀県長浜市田村町1291番1他(長浜サイエンスパーク内)▽敷地面積=1万1597・42㎡▽建物構造=鉄骨造り2階建て(延床面積6887・51㎡)▽総工費=機械設備など込二三億円(▽年内に太陽光発電システムも導入する=発電容量200kwのパネル960枚を使って年間推定発電量18万8370Whを実現予定)。

最新の環境・省エネ設備を導入

チーズ生産の基幹工場が始動

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 世界の食品コンクール『モンドセレクション』で数々の賞を受賞、今年3月に創立55周年を迎えたマリンフード(株)(吉村直樹代表取締役社長・本社/大阪府豊中市豊南町東4−5−1)が、長浜市で6月から建設を進めていた「マリンフード(株)長浜工場」が29日に完成し、現地で竣工式典を執り行った。
 長浜市田村1291-1(長浜サイエンスパーク内)に、鉄筋コンクリート造2階建、延6297.05平方メートルの工場は、マーガリン、チーズ、ホットケーキの生産を主とする食品メーカー・マリンフード(株)にとって今後、チーズ生産の基幹工場と位置付け。現在、約1万トン強の生産能力を有する泉大津工場に加え、約1万トンを新工場で生産し、倍増する計画だ。
 吉村社長は、「当社は、あらゆる機会を通じてお客様の生の声をお聞きし、製品の改良、新商品の開発に務め、業務用と家庭用、2つの食品市場に製品を送り出している。先進各国の中で日本は、チーズの消費がまだまだ少なく、消費低迷の中にあって成長が続く。当社ならではの商品開発にチャレンジするとともに、これまでにない食のスタイルを提案、オンリーワン、ナンバーワンの商品を創り続けたい」と新工場にかける意気込みを語った。
 長浜工場は、太陽光発電(年間182kwh)などの最新の環境設備・省エネ設備を導入し、長浜の景観や周囲の環境と調和するよう樹木の配置などにも配慮。また、将来の生産力増強(2期工事)にも柔軟に対応できるよう設計した。
 総工費約23億円。
 辻寅建設(株)(甲賀市)が設計・施工・管理、(株)きんでん滋賀支店(草津市)が電気設備工事を担当した。
 竣工式典には藤井勇治・長浜市長も出席し、式典の後、ほとんどの工程をオートメーション化、最新鋭の製造機械を導入した工場を見て回った。

チーズ製造関連 新工場完成

長浜の産業団地 大阪の食品加工会社

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 食品製造加工会社「マリンフード」(本社・大阪府豊中市)が長浜市田村町の産業団地「長浜サイエンスパーク」で建設を進めていた長浜工場の完成式が29日、行われた。同社のチーズ関連商品製造の主力工場となる予定で、同日から操業を開始した。
 同社は、チーズやマーガリンなどの製造加工販売を行い、昨年の売上高は136億6800万円。既存のチーズ関連2工場の生産能力が限界に達したことから長浜工場を新設した。
 約1万1500平方メートルの敷地に2階建て延べ約6300平方メートルの工場を建設した。総事業費は約23億円。12月には、200キロワットの太陽光発電施設を設け、売電も始める予定。操業開始時の従業員数は40名弱。
 吉村直樹社長は「消費動向にもよるが、今後、設備を増強して最大で年間約1万トンを長浜工場で生産したい」と話した。

月間10万袋と好調

日生協PBのミックスチーズ

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 マリンフード(本社・大阪府豊中市)が4月から受託製造を開始した日本生協連の「CO・OPとろ〜り ミックスチーズ」と「同バター(個包装タイプ)」が、好調な出足を見せている。
 「CO・OPとろ〜り ミックスチーズ」は、ゴーダチーズとモッツァレラチーズを小さめにカットしてブレンド。400g入りのたっぷり使える大容量タイプで、組価398〜448円と値ごろ感も高い。
 ほぼ全国の事業連合が宅日企画で毎月採用し、同社出荷ベースで4月が約10万5000袋、5月が約11万7000袋と計画を上回っている。コープネットでは、4月の宅配企画が4万5000袋、店舗が約2万袋の販売だった。
 「同バター」は、8g×16個入りの料理にも便利な個包装タイプ。宅配限定商品で、現在、東北サンネット、コープきんき、CSネットの3事業連合と一部の生協が採用している。
 出荷数は4月が約1万6300個、5月が1万8000個。東北サンネットの初回企画では398円で販売され、計画を上回る約6500個の注文だった。
 今後は、9月から採用するコープネットをはじめ、複数の事業連合や大手生協が採用を予定しており、9月5万2000個、10月10万2000個の出荷を見込んでいる。
 同社は今期、設立55周年を迎え、ロゴマークを刷新。新しい標語「JUMP THE FRIONTIER〜限界を超えて〜」を掲げ、更なる飛躍を目指している。

マリンフード チーズ専用

「長浜工場」今秋竣工へ

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 マリンフードは、11年12月期決算で売上高136億6900万円/前年比12.0%増の好業績を収めた。そのうち、売上構成の5割強を担うチーズ部門の販売実績は8.4%増。販売物量は約9500t/10.9%増となった。
 業容としては10月より発売を開始した新商品『ミルクを食べるチーズ スタンディングパック』シリーズ5品(キャンディ3種[プレーン、アーモンド、ブラックペッパー各24g]、生パルメザン50g、シュレッド30g)の投入などで家庭用の伸長性がアップ。これまで拮抗状態にあった家庭用(54.5%)と業務用(45.5%)の構成比の差が少し開いた。
 今期に入ってからもチーズ部門の勢いは更に増しており、売上高34.5%増と高い伸び率を示す。この間、前述の新シリーズ商品については配荷の好調に合わせて新アイテム(波形カットの一口サイズチーズ3種[レッドチェダー50g、ミモレット35g、カマンベール入り50g]、プレーンキャンディ72g)を追加し、ラインアップを一気に10品へと拡充したことが奏功。また、PB生産を含む既存品の動きも概ね堅調であるため、期末の売上目標(全社10%増、チーズ部門15.4%増)達成が大いに期待される。
 他方、今期は基本方針の一つである海外進出についても、4月から営業本部直下に国際課を発足させるなどして具体的な活動を開始。既に韓国・台湾などで一部商品の販売に乗り出しているほか、現地で開かれる展示会などへの出品を強化して海外事業の拡大にも本腰を入れていく構えだ。
 こうした状況下、同社は業容拡大につれて既設2工場の生産能力が限界に達しつつあること、そのうちの主力拠点である泉大津工場(大阪府泉大津市)が臨海立地であることへのリスクヘッジとしても必要であるとの判断から、新たなチーズ生産拠点「長浜工場」の新設を決めた。5月に着工した同新工場の竣工予定は今秋10月末。内陸立地の新工場に泉大津と同じチーズ(家庭用・業務用PC[キャンディ、ソフト、ダイスカット、フォンデュ用ソース、スティリーノなど]およびNC[シュレッド、ダイスカット、パウダーなど])の製造ラインを導入し、まずは生産能力の増強と併せて拠点分散によるBCP対応の推進を図る方針だ。
 <長浜工場概要>▽所在地=滋賀県長浜市田村町1291番1他(長浜サイエンスパーク内)▽敷地面積=1万1597.42平方メール(賃貸方式)▽建物構造=鉄骨造り2階建て(延床面積6887.51平方メール)▽総工費=約25億円。

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