パブリシティ

FABEX わが社の一押し商品

デザートから食事まで  アメリカンワッフル

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 マリンフード(大阪府豊中市)は北海道産小麦を100%使用した「アメリカンワッフル」(冷凍、40g×6枚)を4月に発売した。トッピング具材のアレンジ次第でデザート系から食事系まで、喫茶・カフェ・スイーツ店・甘味処、外食チェーンなど幅広い業態で女性に人気の新しいメニューを増やすことができるとして好評だ。もっちり感の出る中力粉麦粉とベーキングパウダーを使用したパンケーキタイプで、バターとほのかに香るミルク風味と甘さ控えめが特徴だ。自然解凍でもおいしく、オーブントースターで表面はカリッと中はジューシー、電子レンジでふんわりもっちりの食感に仕上げることができる。
 同社は1975年にホットケーキ、85年にパンケーキの生産を開始した。92年にはモンドセレクションでジャンボホットケーキと同アップルが金賞を受賞。以降、同賞を2年連続受賞している。97年には銅版焼ホットケーキを発売するなど、ホットケーキとパンケーキの製造に注力してきた。
 「アメリカンワッフル」はホットケーキ、パンケーキのNB商品・有名外食カフェ向けOEM生産で培った独自のミキシング技術や焼成技術を用い、食欲をそそる自然ンな焼き色と手焼き風に仕上げられた。正方形で細かい網目模様は皿や具材に合わせた自由なカットでもきれいな網目が残り、液状のソースが絡むように考案されたもの。生クリームやカスタードクリームにフルーツ、アイスクリームにチョコレートソース、肉や魚、野菜にのせて、ソースやドレッシングをかけて食べるのもおすすめ。業務用スーパーにも販促を強化している。

バター代替で伸びる

原料確保が当面の課題

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 【関西】マリンフード(12月期)はチーズとホットケーキ、マーガリンの3本柱で展開。うち前年度のバターを含めるマーガリン類売上高は、自社ブランド商品が金額ベースで前年比17.0%増、数量同5.8%、流通PBや留型商品など受託分は、金額同13.3%増、数量8.4%増と好調に推移した。今期(1〜5月)も、自社同11.7%増(金額)、受託分同6.8%増(金額)と引き続き好調に推移している。
 好調要因は、ひっ迫する原料バターの手厚い確保に尽き、バター類や代替となるコンパウンド類など比較的高価格な商品の動きが良かったことで、金額と数量に乖離(かいり)が生じた。チャンネル別では業務用が好調で、「ガーリックマーガリン」や「たらこスプレッド」など、家庭用を中心に多様に品揃えするいわゆる「色物マーガリン」類は、前年並みとなった。
 今後に関しても、バター製品やバター入りマーガリンの不足が懸念され、現時点でも顧客からの要望にすべて応えきれない状況が続いている。そこで引き続きバター原料の確保が当面の課題だ。併せてバター代替となるポンド450gのバターブレンドEX(有塩・バター不使用)やバター入りマーガリンチューブタイプなどに期待が集まっている。

ホットケーキ好調

業務用でも要請が増加

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 マリンフードは、小麦粉を国産米粉に置き換えた「米粉で作ったホットケーキ」を発売している。
 同社は長年、マーガリンやチーズと並ぶ3本柱の「ホットケーキ」で、小麦粉代替として米粉の使用を検討してきた。最近、価格が小麦粉に近づいてきたこと、コメの粉砕製粉技術が進化し小麦粉並みの微粉砕が可能になったことを背景に開発を本格化。米粉100%でも、味や価格で小麦粉ホットケーキと遜色ない同品が誕生した。製品は表面がパリッ、中身はふんわりモチモチと二つの異なる食感が楽しめる上、コメのほのかな甘味が味わえる、小麦粉製品と遜色ないというより、米粉の特徴が生きた一品となっている。
 近年、ブルーベリーやチョコレート入りなど多様なホットケーキ・パンケーキを開発するなど、新素材にも意欲的に取組んでいる。その一方、米粉への関心が高まる中、業務用ユーザーからも、ホットケーキ・パンケーキに米粉を配合する要請が増え、今後米粉が重要な位置づけを占めることになりそうだ。

◎ プレッシャーとストレスに立ち向かう

―日マ工関西支部・新春賀詞交歓会

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 (大阪発)日本マーガリン工業会関西支部は17日、大阪市のホテルで新春賀詞交歓会を開催し、会員ら72人が参加した。
 開会にあたり、吉村直樹支部長(写真、マリンフード社長)は厳しい世界情勢を指摘し、「生命の中で多くを占める線虫は1億種類以上あり、様々な研究に活用されている。寿命を司る遺伝子を傷つけることで、寿命が延びる研究がある。プレッシャーとストレスをしっかり受け止め、戦うことが、寿命を延ばすきっかけになっているのかもしれない。今年も平穏であってほしいがたぶん難しいだろう。その中でプレッシャーとストレスが寿命を延ばす(ように良い方向へ働く)一年であることを祈りたい」と、逆境に立ち向かう気概を示した。
 下方芳美近畿農政局経営・事業支援部次長の来賓あいさつに続いて、植田勉・日本マーガリン工業会専務理事のあいさつでは、「消費者庁が昨年9月から食品表示一元化検討会を始め、6月(の取りまとめ)を目指し、毎月行っている。原料原産地、栄養成分を含め食品表示をどうするか検討するもの。今年はこれが一番大きな問題であり、皆さんの意見を出してほしい」と呼びかけた。

好調続くチーズ1万トンの販売が視野に

ホットケーキの需要回復で売上大幅増

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 今季の12月決算は、売上高が10%増、135億円で着地の見通しになっている。営業利益も2桁増が期待されている。主力製品のチーズとホットケーキの伸びが高かった。ホットケーキはここ数年低迷していたが、今年は前年比150%の売り上げになっている。特に業務用の伸びが顕著で、新規に複数のレストランチェーンのメニューに採用されたことが好調を支えている。シュークリームやバームクーヘンなど安心できる洋菓子に回帰する動きが顕著で、ホットケーキの人気もそうした消費者の傾向を反映しているようだ。チーズも順調に伸びている。同社の昨年のチーズ販売量は約8,000トンだったが、今年は9,000トンと見られている。そして2012年は1万トンの販売を目指しており、泉大津工場のラインを増強するなど、生産体制も整えている。チーズ業界は年間1万トン以上を販売している雪印乳業、明治乳業、森永乳業、六甲バター、宝幸(ロルフブランド)が大手5社とされているが、同社が1万トンを超えれば、こうした大手5社の仲間入りも視野に入ってくる。
 今年は、同社のロングセラー商品である「ガーリックマーガリン」のチューブタイプ「ガーリックマーガリン80g」を新発売した。本社工場にチューブタイプの製造ラインを導入し、ガーリックマーガリンを手始めに今後チューブタイプ商品の品揃えを図っていく考えだ。
 チーズが高騰した時に開発したチーズ風素材の「スティリーノ」は、チーズ価格が下がっても、健康イメージが高く安定した売れ行きを維持している。発売した当初は業務用中心に伸びたが、価格よりも健康訴求に重点が置かれるようになった今年は、「とろ〜りとろけるヘルシースライス」を新発売した。ゴーダチーズに比べてコレステロールが80%も低くなっているのが特徴。
 また、同社のオンリーワン商品として売上を着実に伸ばしているのが「たらこスプレッド」だ。原料のタラコが高いので150g399円と、他のスプレッドよりかなり価格を高く設定せざるを得なかったため、売れるかどうか半信半疑だったが、発売してみると毎年着実に売り上げを伸ばしているようにヒット商品となった。美味しいという評価を得ており、リピーターが増えている。
 今年は国内バターが不足する中で、同社のコンパウンド製品の売り上げが3〜4倍に伸びているという。こうした中で、国内で唯一キャラメル型の商品を作れるという特徴を生かした「ホテルバター7g×16個入り」を出した。「ミルクを食べる乳酪バター7g×8個入り」も同じ特徴の新製品だ。

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