パブリシティ

日本マーガリン工業会関西支部新年賀詞交歓会開催

技術向上による新製品投入など取組強化で市場拡大も

 冒頭マーガリン工業会関西支部支部長である、吉村直樹マリンフード社長が挨拶した。
 「昨年度の食用加工油脂月報の速報によると、生産量は69万、900トンとなり、前年に比べて98.7%と70万トンを僅かに割り込み、また十年前に比べて99.4%となった。このことから加工油脂の生産量はこの十年にわたり全く増えていないことになるが、このような業界において皆様がここまで元気にやってこられたのは自動車業界などに比べては考えられないことかもしれません。今から6時間後にはオバマ氏の大統領就任式が行われますが、オバマ氏はビッグスリー、金融危機、イスラエル問題など目がくらむようなテーマを抱え、逃げ出したくなるような厳しい環境での就任となりますが、その支持率は日を追うごとに上がっており、今後4年間は全く心配していないとの人が79%にも上っているそうです。また閣僚人事でも、国務長官に敵対したヒラリー氏を据えたことも驚くべき人事だと思います。国務長官といえばアメリカでは閣僚のなかで首席にあたるものですが、かつて国務長官であったキッシンジャー氏の対談番組を先日みたのですが、同氏はどのような質問にもはっきりと答えていたことが非常に印象的でありました。その中で経済に対する見通しについて今年後半には回復すると答えていました。厳しい環境にありますが、この言葉を信じ、夢を持って一年がんばっていきたい」と大要語った。

マリンフード

『スティリーノ』シリーズ 売上高に大きく貢献

 マリンフードの1〜10月チーズ販売額は、前年実績を大幅に上回り躍進した。原料チーズ価格が高騰する中、植物油脂を主原料にしたチーズ代替品「スティリーノ」シリーズが、業務用・家庭用ともに好調に動き売上を牽引。全社売上に占めるチーズ売上構成比を約10P拡大した。
 年初より本格的に販売を開始したスティリーノは、チーズの主成分である乳脂肪を植物油脂に置き換え、良質の乳たんぱく質を乳化させた製品。一般のナチュラルチーズに比べて売価が3割程度安く、またチーズの風味を損なわずにコレステロール40〜50%カットを実現した低カロリー設計が、値上げや健康志向の追い風も受けて消費者の支持を集めている。
 ラインナップは、業務用3種5品目と家庭用2種3品目。業務用(1kg)は、スティリーノを100%使用した「スティリーノ」とスティリーノとNCを各50%ずつ配合した「チーズ&スティリーノ」、それぞれダイスとシュレッドタイプに、今年の夏にはスティリーノを70%配合した「チーズ&スティリーノシュレッドライト」を新発売。家庭用でも「チーズ&スティリーノシュレッド」70gに、「チーズ&スティリーノシュレッドライト」200gと50gを加えて品揃えの強化を図った。家庭用ではNBのほかに、量販向けの留め型商品も好調に動いている。チーズ売上に占めるスティリーノ売上は1〜10月累計で1桁後半。単月では13%を占めるまでに成長しており、年内には累計で2桁に達する見込みだ。
 市場での反響が大きいだけに、今後の需要動向に業界からの注目が集まる。原料チーズ相場の変動が及ぼす影響について、同社は「相場以外の要因も影響するので、現時点では計り知れない」と話すものの、「価格面の優位性だけではなく、低コレステロールや焼成後冷めても固まりにくいといった付加価値への認知が広がれば、相場に拘らず需要が安定するだろう」と展望しており、継続してスティリーノの認知拡大に取組む方針を掲げている。

マリンフード 「スティリーノ」好調

チーズ代替商品 原価高騰に対応し開発

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 マリンフードでは、植物油脂を主原料にしたチーズ代替品「スティリーノ」が、本格発売から約半年間でチーズ全出荷数の約15%を占めるなど、好調に推移している。チーズ原料価格高騰に対応し同社が独自開発したもので、一般的なシュレッドチーズより約3割安価に設定。加えてチーズと遜色ない味わいや、ナチュラルチーズに半量配合したものでコレステロールが約4割カットできる健康性、冷めても固くならないソフトな食感も評価され、外食や中食、さらにスーパーのPBや留め型商品としての採用が急増している。
 「スティリーノ」は、チーズの主成分である乳脂肪分を植物油脂に置き換え、良質な乳タンパクを使用し乳化させ製造したもの。ギリシャ語の「未来のチーズ」が命名由来だ。
 同社は長年開発のテーマとして「人工チーズ」を揚げてきたが、昨今のチーズ原料価格高騰を受け昨年後半、開発を本格化。年末には製品化に至った。開発に当たっては、「チーズ同等のおいしさ」にこだわったという。
 ラインアップは、業務用(1kg)で、シュレッドとダイズを、それぞれスティリーノ100%とチーズ50%配合タイプの合計4品発売。家庭用(70g)では50%配合のシュレッドタイプを昨年2月、新発売した。
 さらに急激な需要増に対応し、近々、「ライトタイプ」として、スティリーノを70%配合した業務用(1kg)のシュレッドとダイス、家庭用(200g)のシュレッドタイプを新発売する計画だ。この場合、コレステロールは約5割カットできる。  販売チャネルは、ファストフードや居酒屋、お好み焼き、うどん、宅配ピザなど、チーズを使用する幅広い業態で支持を受けているという。
 今後「スティリーノ」がチーズ需要のどの程度を占めるかについては、あくまで「チーズ原料価格によって異なる」(吉村厚美管理部長)とするが、ただ「あっさりとした味わいやコレステロールが低い側面を訴求していけば、原価にかかわらず一定の需要が見込めるのではないか」(同)とみている。 

第11期消費者モニター調査会を実施 マリンフード

 マリンフードでは、モニター制度を取り入れて、新製品開発と既存品のブラッシュアップに積極的に取り組んでいる。今年も「第11期消費者モニター」を一般募集し、このほど今年度の活動をスタートさせた。
 モニターは来社50名、在宅100名の合計150名で構成される。来社モニターには2ヵ月に1度の割合で年5回、大阪府豊中市にあるマリンフード本社で催される調査会に招いて、官能テストやアンケート調査を行い、多角的に購入者層の"生の声"を集める。在宅モニターには。4カ月に1度、年3回、サンプルに対してのアンケートやホットケーキ&マーガリン市場の意識調査などを行う。
 5月22日と30日の2日間に分けて開催した、来社モニターの「第一回調査会」では、会社概要説明会や製造ライン見学で同社への理解を深めた後、バター含有率の違う製品の官能検査やホットケーキのブラインドテストを実施して、参加者から風味、見た目などについての意見を集計した。
 マリンフードの07年12月期決算は、売上高90億円で前年をクリアした。今年度は前年実績の確保を目指すが、原料高騰によるコストプッシュが予想され、価格改訂と商品の拡充により売上を伸ばし、安定的な利益確保に繋げる方針だ。同社は売上の7割を業務用が占めるが、家庭用はこのモニター制度の成果もあって10年間で約4分の1を占有するまでに伸長している。

彩りレシピキャンペーン展開

「バターブレンド」シリーズ拡充 マリンフード

 マリンフードの今期(12月期)のマーガリンの状況はバター不足を受け、「バターブレンド50」シリーズやポーションタイプの「ソフトホイップバター」などバター入りタイプが大幅に伸長している。
 業務用で昨年から値上げを実施してきたが、家庭用でもこの春、品質改良とあわせて、主力商品の量目変更を行い、実質値上げを行った。それと並行し、創業120周年を記念し、プロが使う調理用具が当たる「ガーリック彩りレシピキャンペーン」(4月1日〜7月31日)を展開し、消費者の愛顧にこたえている。商品には辻クッキング監修による和・洋・中のアイデアレシピ満載の「ガーリックマーガリンアイデアレシピブック」がつくのも魅力だ。
 商品面ではバター不足に対応し、業務用の「バターブレンド50」(有塩450g・食塩不使用450g)が伸長している。これを受け、バターブレンドシリーズを拡充し、さまざまな量目・タイプを投入する。6月発売予定の同シリーズ新商品は、家庭用の「バターブレンド50」で、有塩、食塩不使用とともに200gと150gを投入する。また、製菓用途で「ケーキ&クッキー用マーガリン」(200g)も販売する予定。
 このほかの新商品は、今春発売の「たらこスプレッド」(内容量150g・標準小売価格418円税込)で、そのままパスタソース感覚で使える点が受け、好発進している。
 同社では、「原材料高等により、一段の値上げが必要だが、価格にすべて転嫁できない。たらこスプレッドのように付加価値商品に力を入れる」と強調する。

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