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パブリシティ

新聞 食品産業新聞 2005年1月27日(木)

2005年賀詞交換会

知恵と協調で難局乗り切る―日本マーガリン工業会関西支部―

 日本マーガリン工業会関西支部は21日、大阪市北区の大阪全日空ホテルで新春賀詞交換会を開催。会員など78人が参加した。
 冒頭のあいさつで、吉村直樹関西支部長(マリンフード社長)は、「加工油脂は昨年久々に生産量70万tを回復したが、厳しい状況にある。また昨年は災害の年だったが、関西支部は10年前に阪神淡路大震災で多大な損害を蒙った。激風の中メンバーは協調と連帯で被災企業に支援し、今日を迎えたのは誇るべき歴史だ。過去に経験したノウハウは他の場面でも役立つ。復興に立ち向かったことを思い、知恵と協調で難局を乗り切りたい」とした。
 来賓を代表して、日本マーガリン工業会の三宅輝夫専務理事は「加工油脂の情勢は、景気が踊り場の中、国内の個人消費が堅調なのは心強い。メーカーにあっては、お客さんに満足してもらう努力をしており、業界団体としてそれにこたえる活動を考えなければならない。業界共通の課題に最大限取り組みたい」とあいさつした。続いて、菅原隆典近畿農政局生産経営流通部食品課長があいさつし、植田弘植田製油社長の乾杯の発声で懇親に入った。中締めは早川和雄カネカ特別顧問が行った。