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パブリシティ

新聞 帝飲食糧新聞 2005年6月29日(水)

1〜5月売上前年並 マリンフードのチーズ

 マリンフードの1〜5月チーズ売上高は前年同期実績並だった。マリンフードのチーズ事業はこれまで高成長を続け、前平成16年12月期も売上高で前期実績を8%上回り、数量で7%増の5000t弱を販売したが、原料チーズの価格上昇のため、今期は従来以上に採算を重視して開発や営業に取り組んでいる。
 マリンフードは全社的に業務用ルートに強く、売上高の4分の3を業務用が占めているが、将来的に業務用と家庭用の構成比を2分の1ずつにするという構想がある。業務用の強さが特に顕著なチーズ部門は売上げの9割以上を業務用が担い、そのルートで順調に実績を築いてきた。
 マリンフードの業務用チーズ販売先は製パンメーカー、外食チェーン、加工食品メーカー、ピザショップに大別され、このうち最近は加工食品メーカーとの取引が好調だという。マリンフードはその強みの柔軟な姿勢で、販売先からの要望に応じたチーズを供給している。
 業務用の柱商品はシュレッドやダイスカットを中心とするナチュラルチーズだが、ソフトチーズなどのチーズフードやプロセスのダイスカットチーズなどの加工度が高いものも伸びている。付加価値の高いチーズの開発と拡売に従来から努めてきたためで、今後もそれを継続する方針だ。
 家庭用チーズも新製品を適宜発売しており、今春からは「乳等を主原料とする食品」規格の『チーズトーストやグラタンに最適な短時間でこんがり色づくシュレッド』を投入した。糖を添加しているため、一般的なチーズより短い加熱時間でおいしそうなこげ色がつくことが特長だ。