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パブリシティ

雑誌 月刊油脂 2006年12月号

マリンフード(株)

営業体制の強化で増収増益を達成
「こめ油ブレンドマーガリン」を新発売

 マリンフードの特徴は、家庭用から業務用まで幅広い分野に、マーガリンからホットケーキ、チーズなど多様な商品群を持っていること。それだけ営業にかかる負担も大きかったが、ここ数年東西での営業体制の充実を図ってきており、そういった努力が実を結びつつある。前期は売り上げ、利益とも順調な伸びを示している。
  ただ主力に育ったチーズは世界的に需給がひっ迫しており、毎年のように上がる原料価格に製品の値上げがついていかないという状況が続いている。しかし製品値上げをしても、チーズ需要の伸びは衰えることを知らず、泉大津にあるチーズ専用工場はフル生産が続いており、工場内にスペースを作り能力アップを図る予定。チーズ需要の伸びは、洋風だけに限らず、あらゆる料理の素材として使われるようになっていることが大きい。カマボコやパンなどで新しい用途での需要が拡大しており、日本の伝統的な食品ともマッチする。日本のチーズ消費量は1人当たり約2Kgとされているが、欧州に比べると10分の1に過ぎない。
  マーガリン類でも売り上げを伸ばしている。スプレッド類が好調で、ホテルマーガリンなどの留め型が伸びを支えている。量販店での配荷率も高いガーリックマーガリンは、固定客をつかみ、安定している。その他の商品では、ホイップタイプのバターが予想外の伸びを示している。
  今年の新製品では、コメ油を使用した「こめ油ブレンドマーガリン」と、ホットケーキの季節限定品、風味の品揃えなどが目立っている。
  「こめ油ブレンドマーガリン」は、国産米糠限定のコメ油を原料油脂中50%使用しており、コメ油の風味を生かした家庭用マーガリン。