加工油脂メーカーで組織する日本マーガリン工業会の関西支部新春賀詞交歓会が1月24日、大阪市内のホテルで開かれた。関西支部の年頭恒例行事で、会員メーカーや商社のほか、行政など関係機関も合わせて70名以上が出席して新年の訪れを祝った。日本マーガリン工業会全体の賀詞交歓会はこれに先立つ20日に東京で行なわれた。
　吉村直樹関西支部長（マリンフード社長）は「日本の景気がずいぶん回復してきたと報じられているが食品業界、マーガリン業界にいる我々にはその実感が皆無に近いほどない」として、国内経済状況の指標にされることも多い自動車産業よりも「食品産業が日本経済の復活を牽引していいはずだと思う」と開会挨拶のなかで語った。