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新聞 生協流通新聞 2011年10月20日(木)

「ホテルマーガリン」3社で開発

ミルク感覚のチーズ5品も発売

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 生協納入企業のマリンフード(大阪・豊中市)はこのほど、「ホテルニューグランドマーガリン」(180g)と「ミルクを食べる」シリーズ5品を新発売した。
 「ホテルニューグランドマーガリン」は同社とホテルニューグランド(横浜市)、平和食品工業(東京・世田谷区)との3社共同開発商品。
 同ホテルは、喜劇王チャーリー・チャップリン、大リーグのベーブ・ルース、作家の池波正太郎、俳優の石原裕次郎、松田優作など数多くの著名人に愛された1927年創業の老舗ホテル。
 特に、レストランに力を入れており、ドリアやナポリタン、プリンアラモードなどの料理は同ホテルから生まれた。
 「ホテルニューグランド」は、同ホテル伝統のレシピを元に商品化。ソフトタイプマーガリンにバターを配合して、柔らかな口溶けと芳醇な乳のコクを引き出した。
 また、焦がしフレ―バー使用による調理時の香ばしい風味も特徴で、ムニエルや野菜炒め、茹でたじゃがいもにからめるなど様々な料理に利用できる。
 希望小売価格・348円。
 「ミルクを食べる」シリーズは、日本人のチーズ消費量が年間2.2kgとフランスやスイスなど欧米諸国のわずか10分の1であることに着目。「栄養バランスに優れた"万能食品"であるチーズを、ミルクを毎日飲むような感覚で食べてほしい」と立ち上げた同社の人気シリーズ。
 今回は「ミルクを食べるパルメザンチーズ」(50g)、「同細切りシュレッドチーズ」(30g)、「同キャンディチーズ」(プレーン、アーモンド入り、ブラックペッパー入りの3種類)の5品を新発売した。
 「パルメザンチーズ」は生乳発酵のナチュラルチーズを使用。削りたてをそのままパックしたので、生のチーズの風味とコクがある。グラタン、ドリア、パスタ、サラダなどのトッピング用として最適。
 「細切りシュレッドチーズ」は、ナチュラルチーズを細切りにし、料理や生食に手軽に使えるようにした。予熱で溶けるのでカレーやスープなどへの使用もおすすめ。
 「キャンディチーズ」は、おつまみやおやつに便利なキャンディタイプのプロセスチーズ。隠し味に牛乳を入れ、まろやかに仕上げたプレーン、粒々した食感と香ばしさが特徴のアーモンド入り、程よい刺激のブラックペッパー入りの3種類をラインナップした。
 希望小売価格は「ミルクを食べるパルメザンチーズ」218円、「同細切りシュレッドチーズ」「同キャンディチーズ」各128円。