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パブリシティ

新聞 日本食糧新聞 2018年7月13日(金)

外食で新チーズメニュー創造 クッキングモッツァレラ

 モッツァレラチーズの串カツやてんぷらなど、従来の概念を超えた外食メニューが続々誕生している。仕掛けは多様な業務用チーズを手掛けるマリンフードで、今春、新発売した「私のクッキングモッツァレラ」の応用メニューだ。同品は、先行発売した生食タイプ「私のストリングモッツァレラ」を、より料理に適するよう耐熱性を強化し新発売したもの。耐熱性をもった円筒形に仕上げ、開発当初は、ピザの外周に巻き込む用途を想定していたという。
(佐藤路登世)

 「私のクッキングモッツァレラ」は、長さが21cmもあり好みの長さにカットでき、非常に伸びが良い上、ミルキーでコクがありながら、幅広い食材と相性の良いあっさりした味わいを有するなど、数々のメリットが話題を呼び、特にチーズの新メニューを模索する外食ユーザーが無視できない存在となった。
 当然、導入外食店が多様なメニューを考案、特に今までのナチュラルチーズではできなかった揚げ物や、ギョウザ、スープの浮き実など、和洋中のジャンルや調理法を超えたチーズの新用途創造につながっている。
 同品の原料は良質なモッツァレラチーズ100%。「裂く」「カットする」だけで、サラダのトッピング材として使用するなど生食も可能だ。
 同社では今回、2本入りの家庭用(チルド)と10本入りの業務用(冷凍)の2タイプをラインアップした。目下業務用の動きが良いが、「外食で提供されるメニューがSNS拡散し、家庭用商品へ波及することを期待している」(吉村厚美専務)としている。

クッキングモッツァレラを使ったチーズフライ クッキングモッツァレラを使ったマルゲリータ