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パブリシティ

新聞 日本食糧新聞 2020年12月2日(水)

家庭用ミニパック伸長

高まる需要浮き彫り

マリンフードのマーガリン・バター類の1~10月累計の実績は、金額ベースで前年比23.7%増、物量比で同4.1%増と好調に推移した。特に家庭用ミニパックが伸長し、コロナ禍の巣ごもり需要でのマーガリン・バターのニーズの高さを浮き彫りにした。
 家庭用では、1~10月の期間で「ミルクを食べる乳酪バター7g×8個入り」などの家庭用ミニパックバターが金額ベースで同85.4%増と非常に高い伸びを見せ、売上げを押し上げ、カテゴリーをけん引した。
 業務用の同期間は、金額ベースで同20.2%減となった。これまでホテルや外食向けに出荷していた小型のポーションマーガリンやバターなどが、新型コロナで出先が大きく減少したことが影響した。
 PB商品は同期間、金額ベース同46.7%増の売上げ。特にバター類の伸びが大きく、7g×8個入り規格のミニパックと、100gのカルトンの実績は同57.6%増と好調に推移した。
 7月に販売開始した家庭用新商品「バタークリームホイップ115g」は、バターや無糖練乳を配合し、ミルク感たっぷりの風味を実現。バターを40%配合(油脂中47%)してホイップすることで、滑らかで使いやすく仕上げた。さまざまな色物マーガリンを開発した同社の技術力が生きており、注力して販売したい商品の一つ。
 また、10月に「北海道バター7g×8個」を上市。コロナ禍での北海道産の乳廃棄問題に対し、酪農家を支援しようと北海道産原料を使用した。付加価値を高めながら、消費者の旺盛なバター需要に応えた。