マリンフードはこのたび、米ウィスコンシン州チーズメーカー協会主催の「第34回ワールド・チャンピオンシップ・チーズ・コンテスト（WCCC）」で、自社製品の「燻製バター２２７ｇ（アメリカ販売用）」を出品し、見事フレーバー部門金賞を獲得した。今回の受賞を機に、アメリカ市場開拓のスピードを加速させる考えだ。
　WCCCは、１９５７年から続く世界最高のチーズ、バター、ヨーグルトを評価するためのコンテスト。世界中の熟練した技術審査員が、風味、塩分、色、仕上げ、パッケージなどを多角的に採点し、得点の高い製品に対して賞を授与する。
　同社の「燻製バター」は、滑らかで上品な味わいのグラスフェッドバター（放牧酪農で育てた牛の生乳で作るバター）をリンゴチップで燻（いぶ）したフルーティーかつ奥深い燻香（くんこう）が高く評価された。そのほか添加物不使用である点や、洗練されたパッケージデザイン（要確認：パッケージが素敵だったので書いています）なども高得点獲得の要因となった。
開発に当たった担当者は「燻製バターは世界でも類を見ない新しい商品です。世界のスペシャリストに評価いただいたことを光栄に思っています」と受賞の喜びを述べた。