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パブリシティ

新聞 日本食糧新聞 2025年8月27日(水)

家庭用ベビー大幅伸長

 マリンフードの「ベビーチーズブレンド」シリーズが絶好調となっている。25年1~7月の販売数は前年比419%増と驚異的な伸びを見せており、生産拠点の長浜工場では24時間体制でラインを稼働させている。今秋には6号機目となるラインを導入し、生産体制強化を図っていく。
 25年1~7月のチーズ類全体の業績は、物量・金額ベースともに前年比増で推移。家庭用はベビーが物量ベースで同33.3%増、金額ベースで同29.0%増と大幅に伸長した。中でも独自開発した代替チーズ「スティリーノ」を配合して価格を抑えた「ベビーチーズブレンド」シリーズが同419%増と大躍進しており、コストパフォーマンスの高さからPB商品としても需要を広げている。3月にリニューアルしたキャンデーも好調に推移しており、物量ベースで同33.5%、金額ベースで同23.6%増と2桁増を達成。スライスも物量・金額ともに前年比2桁増となった。
 業務用は原材料価格高騰を背景に2月と6月に価格改定を実施。値上げ後も需要を落とすことなく、物量・金額ベースで前年を上回った。なお、家庭用は4月、7月、8月に商品別に値上げを実施。収益改善により安定した品質と供給体制を確保している。輸出事業は東南アジア向けのシュレッドが売上げをけん引し、物量ベースで同90.7%増、金額ベースで同83.4%増と伸長。ロサンゼルスの事業拠点MARINFOOD USA Inc.を通じて米国市場の開拓も進めている。
 勢いに乗る「ベビーチーズブレンド」シリーズは、プレーン、アーモンド入り、カマンベール入りを定番とし、24年9月に明太子風味、スモーク&サラミ入りを新フレーバーとして投入しておつまみ需要も獲得。さらなる消費拡大に向け、今秋に新たな生産ラインを加えて生産体制を増強する。