新聞
日本食糧新聞 2025年7月25日(金)
「スティリーノ」好調継続
ベビー製造ライン加増へ
チーズ、バター、マーガリン、ホットケーキなどを製造販売しており、主力のチーズ類の売上構成比はここ10年で15ポイント強増加し、77%まで高まっている。
牽引している一つが強みの植物性チーズ代替素材の「スティリーノ」ブランドで、直近の新商品「DXコレステロール95%オフヘルシーシュレッド1kg」「キャンディチーズブレンド」(プレーン、カマンベール入り)など採用が広がっている。主力のベビーチーズは生産量拡大に伴い、11月頃に長浜工場に新規生産ラインを導入する計画だ。
チーズ類の今期1~6月の累計売上概況は、金額、数量ともに微減。商品別は、スライス、ベビー、キャンディ、スティリーノが二ケタ増と好調の一方、シュレッド、6P、ストリングが前年実績を割り込んだ。好調のスティリーノの商品別は、シュレッドは前年並みだが、スライスは二ケタ増、ベビーは2倍強と大きく伸長している。
下期は、8月から大手量販のPBの一部消失が影響し、通年予算は微減を予定している。ただ、好調のスティリーノやチーズブレンド製品で減少分をカバーし、売上維持を目標に置く。
また、今春の新商品でナチュラルチーズを使用した常温商品では同社初となるキャンディータイプ「うにチーズグラッツェ」は、さらなる新規採用強化で底上げを図る。
一方、チーズ原材料価格は上昇傾向であり、25年の2月に業務用、4月に家庭用のチーズ製品、6月に業務用、7月に家庭用のスティリーノ製品の価格改定をそれぞれ実施している。それでもスティリーノの低価格でヘルシーな特徴が支持を広げており、チーズとスティリーノを配合したチーズブレンド商品も好調だ。
前期(24年12月期)売上高は363億円。前々期の大きく伸長した裏年でもあり、チーズ類売上高は2.4%減。業態別では、家庭用が減少したが業務用は実績をクリアした。
今期売上高は、M&Aで取得した2社分が加わり、グループで400億円を超える計画だ。
牽引している一つが強みの植物性チーズ代替素材の「スティリーノ」ブランドで、直近の新商品「DXコレステロール95%オフヘルシーシュレッド1kg」「キャンディチーズブレンド」(プレーン、カマンベール入り)など採用が広がっている。主力のベビーチーズは生産量拡大に伴い、11月頃に長浜工場に新規生産ラインを導入する計画だ。
チーズ類の今期1~6月の累計売上概況は、金額、数量ともに微減。商品別は、スライス、ベビー、キャンディ、スティリーノが二ケタ増と好調の一方、シュレッド、6P、ストリングが前年実績を割り込んだ。好調のスティリーノの商品別は、シュレッドは前年並みだが、スライスは二ケタ増、ベビーは2倍強と大きく伸長している。
下期は、8月から大手量販のPBの一部消失が影響し、通年予算は微減を予定している。ただ、好調のスティリーノやチーズブレンド製品で減少分をカバーし、売上維持を目標に置く。
また、今春の新商品でナチュラルチーズを使用した常温商品では同社初となるキャンディータイプ「うにチーズグラッツェ」は、さらなる新規採用強化で底上げを図る。
一方、チーズ原材料価格は上昇傾向であり、25年の2月に業務用、4月に家庭用のチーズ製品、6月に業務用、7月に家庭用のスティリーノ製品の価格改定をそれぞれ実施している。それでもスティリーノの低価格でヘルシーな特徴が支持を広げており、チーズとスティリーノを配合したチーズブレンド商品も好調だ。
前期(24年12月期)売上高は363億円。前々期の大きく伸長した裏年でもあり、チーズ類売上高は2.4%減。業態別では、家庭用が減少したが業務用は実績をクリアした。
今期売上高は、M&Aで取得した2社分が加わり、グループで400億円を超える計画だ。