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日本食糧新聞 2026年10月13日(火)
代替チーズ独自開発
油脂加工技術を生かした成長

同社が代替チーズに着目したのは1980年代。当時はチーズ価格高騰に対応するための代替品として研究を進め、「ノンコレステロール」の略語に当たる「ノンコレ」と称した商品を完成させた。チーズの国際相場が安定した後も地道に研究を続け、2007年に生じたチーズ価格高騰の打開策として再び開発を加速した。創業時から蓄積してきた油脂加工技術と、1961年から展開するプロセスチーズ製造のノウハウを組み合わせ、その後の企業成長をけん引することとなるチーズ代替素材「スティリーノ」を生み出した。
「スティリーノ」は、チーズに含まれる乳脂肪を植物性油脂にい代替する独自の加工技術で従来のチーズと遜色ないクオリティーの高さを実現。動物性チーズと比較して大幅にコレステロールを削減できる点や、価格を抑えて提供できる点も人気の要因となり、発売から現在に至るまで右肩上がりで売上げを伸ばしている。
チーズメーカーでもある強みを生かし、近年は動物性チーズと「スティリーノ」を合わせたブレンドタイプも拡充。植物性と動物性の長所を両立させ、価格・風味・食感の総合的な満足度を高めている。家庭向けの少量タイプに加え、「男のシュレッド 1kg」「ゴーダチーズブレンド 1kg」など大容量商品まで幅広く揃えており、「冷めても硬くならない」という特性からSM総菜やベーカリーなどでも多く採用されている。
