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社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

埼玉工場工場長就任インタビュー(令和2年8月1日号)

インタビュー:新入社員 杉本亮介・李薆里(6月16日実施)


 埼玉工場長 岡田 佳男

①埼玉工場はどのような場所にありますか。大阪からどれくらいかかりますか。駅から近いですか。飲み屋などは周りにありますか。
お茶が名産の埼玉県狭山市にあり、大阪からは4時間程度で行くことができます。東京新宿から西武新宿線に乗り、1時間程度の新狭山駅が最寄り駅です。最寄駅からは徒歩15分です。周辺にはおいしい焼肉店やイタリアン、寿司、蕎麦、居酒屋などがあります。

②いつからある工場ですか。
50年前の昭和45年からある工場です。

③何階建になりますか。
工場は1階建で物流棟が2階建(普通の家だと4階建程度の高さ)になります。敷地面積は長浜工場よりも少し広いです。

 インタビュー風景

④従業員は何人ぐらいになりますか。
約80人(1割が派遣社員)が勤務しています。

⑤他の工場に無い設備はありますでしょうか。
6Pチーズやスプレッドタイプのチーズを製造できるラインがあり、新たな商品展開に期待できます。

⑥当社では初の関東圏での工場となりますが、関東に工場があるメリットは何でしょうか。
関東圏で仕事がもらいやすくなるというメリットがあると考えています。

⑦主力商品は何になりますでしょうか。
製造している商品としてはスモークチーズ、スライスチーズ、6Pチーズ、シュレッドチーズ、スプレッドタイプのチーズがありますが、その中でもスモークチーズが多くを占めています。工場のスペースに余裕もあるので今後の商品展開にも期待ができます。

⑧どのような面にやりがいを感じますか。
マリンフードの強みと全酪連様の強みを融合していくという所に一番やりがいを感じます。狭山工場にはこれまでやってきた文化もあるので、そこにマリンフードイズムを植え付けつつ向こうの良いところをうちが吸収できればいいなと思っています。

⑨今回初のM&Aになりますが、立ち上げに苦労した点を教えてください。
全酪連様にお話しをする点で苦労というか時間をかけました。約80名近くいらっしゃる社員の方それぞれに実際お話しを伺い、複雑な心境なども話してもらいました。結果的に約70名の方がマリンフードに行きたいと答えてくださいました。
あとは、7月1日の工場立ち上げに向けての準備が山程あるので全てリストにしたところ項目が480にもなりました。それを一つずつこなしていくのも苦労しました。

⑩ISOやFSSCは取得されているのでしょうか。逆に今まで取得していなかったもので取得されているものはありますか。
以前は「彩の国ハサップ(HACCPの考え方をもとに製造や調理工程ごとに必要な衛生管理要件を抜き出した埼玉県独自のわかりやすい衛生管理指針)」を取得していました。今後他の3工場と同様にFSSC22000を取得する予定です。

⑪前の会社はどのような会社だと感じましたか。
狭山工場は歩留まりがとても良くチーズをほとんど廃棄していません。充填機のオペレーターが優秀なのだと感じました。

⑫どのように変えていきたいと考えられていますか。
歩留まりがいい反面、マリンフードに比べて生産性が低いところが短所なので、今後は高い歩留まりはそのままで、生産性も上げていきたいと思います。また、マリンフードも狭山工場を見習い、歩留まりを上げていきたいと思います。

⑬今後、狭山工場で期待するところを教えてください。
主力商品であるスモークチーズの生産を今のさらに2~3倍に伸ばしたいと考えています。それが「マリンフードの夢」への第一歩であると思います。

⑭今後の目標を教えてください。
やりがいの話にも繋がりますが、マリンフードと全酪連狭山工場の異文化を融合させ、それぞれの良いところを残しつつお互いの良いところを取り入れて、将来的にマリンフードの規模を大きく拡張させることが目標です。