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社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

「ビデオ鑑賞感想文」第46回最優秀賞

プロフェッショナル~仕事の流儀~
夢の国スペシャル 知られざる魔法の秘密

長浜工場製造二課係長 服﨑 佑亮

 今回のビデオ鑑賞の題材は、東京ディズニーリゾートで働く「キャスト」と呼ばれる従業員の方々でした。一人目のキャストは、エリア内の清掃スタッフの松本悦子さん。松本さんは他の従業員が一物置く清掃スタッフで、清掃のスペシャリストといえる方でした。清掃のスペシャリストとして思い浮かべられるのは、以前のビデオで取り上げられた新津春子さんです。新津さんの場合は、汚れている個所をあらゆる洗剤・用具を使用して、徹底的にきれいにするという技術に特化したもので、真の清掃のスペシャリストといえる方でした。松本さんの場合は、ほうき一本でエリア内を1日20往復以上ひたすら巡回し、フロアに落ちているごみを拾って回るというもの。ただ松本さんの場合は、自身が「最大のアトラクションであれ」という考えの下、お客様を楽しませるため、水に浸したほうきでフロアにディズニーのキャラクターを描いてみせたり、その日の天候からお客様の動きを読んで必要な個所の清掃を行ったり、回収したごみをごみ箱に捨てる際は、お客様の目に入らないようにしたりと、サービスに特化したものと言えました。新津さんとはタイプが異なるように感じましたが、常にお客様の目に入ることを意識し、臨機応変に振舞われる姿はプロフェッショナルであると感じました。
 二人目のキャストは、設備のメンテナンスを担当される福貴田栄さん。福貴田さんは主にアトラクションのメンテナンスを担当されており、非常に慎重で微細な機械の挙動の変化も見逃さない、真にメンテナンスのスペシャリストと言える方だと思いました。福貴田さんの考え方や言葉の中で特に印象であったのが「常に疑え」、「毎日が特別な一日」というものです。設備保全を行う上での意識の高さはもちろん、自信がお客様の命を背負っており、なあなあな作業はできないという気負いを感じました。
 その他にも、東京ディズニーリゾートには多種多様なキャストが在籍されており、皆さんに感じることは、ここで働いていることに誇りを持っておられること、何よりお客様に楽しんで頂くことを第一に考えていることでした。私自身は製造部門でお客様と直接お話したりと接する機会は僅かですが、生産部の基本方針の中に「作った製品でお客様と無言の接し方をしている」という言葉を改めて強く認識する機会となりました。今後の職務において、今日包装している製品一袋一袋が、マリンフードの商品を初めて手に取って頂くお客様の所へ行くかもしれないという意識を持ち、お客様の信頼を損なう製品を出さないよう、業務に取り組んで参りたいと思いました。