新聞
日本食糧新聞 2025年6月27日(金)
ニーズとらえ需要増へ
マリンフードの2025年1~5月の業績は、金額ベース・物量ベースともに前年を上回って推移。PB品のアイテム数増加などが売上げに寄与した。原料価格の高騰を受け、2月に業務用、4月には家庭用の値上げを実施。適切な価格転嫁を行うことで、品質維持と企業成長の健全性を確保した。
家庭用は簡便性の高いチューブタイプの消費全般が好調に推移しており、金額ベースで前年比16.9%増と大きく伸長した。ラードの国内在庫ひっ迫を背景に、チューブタイプで販売する「ピュアラード200g」も売上げを伸ばした。
得意のフレーバー商品の一つとなる「私の香り立つ燻製バター」は昨年10月にリニューアルを実施し、「燻製バターブレンド180g」の名称で新たに販売を開始。リンゴチップとピート(泥炭)で創り出す独自の薫香をよりまろやかにし、原材料の配合調整により大幅なコストダウンも実現させた。そのほか、つぶつぶした食感が癖になる「たらこスプレッド150g」、手軽にウニの風味を楽しめる「うにバターブレンド95g」など、同社ならではの発想力と技術力で生み出したオリジナリティーの高いフレーバー展開により、油脂加工品市場における存在感を示している。
業務用はマルチタイプの「ミルクマリン450g」がカテゴリーの売上げをけん引。トーストをはじめ、さまざまな料理に活用できる汎用(はんよう)性の高さから新規採用も進んだ。
市場のニーズを正確にとらえるために、SNSを活用した顧客との双方向コミュニケーションも拡充。自社の商品を活用した料理画像の投稿などを行う「マリンフードアンバサダー」を募り、総数約33万人のフォロワーとともに消費者視点のアイデアで商品の新たな利用価値を生み出している。
家庭用は簡便性の高いチューブタイプの消費全般が好調に推移しており、金額ベースで前年比16.9%増と大きく伸長した。ラードの国内在庫ひっ迫を背景に、チューブタイプで販売する「ピュアラード200g」も売上げを伸ばした。
得意のフレーバー商品の一つとなる「私の香り立つ燻製バター」は昨年10月にリニューアルを実施し、「燻製バターブレンド180g」の名称で新たに販売を開始。リンゴチップとピート(泥炭)で創り出す独自の薫香をよりまろやかにし、原材料の配合調整により大幅なコストダウンも実現させた。そのほか、つぶつぶした食感が癖になる「たらこスプレッド150g」、手軽にウニの風味を楽しめる「うにバターブレンド95g」など、同社ならではの発想力と技術力で生み出したオリジナリティーの高いフレーバー展開により、油脂加工品市場における存在感を示している。
業務用はマルチタイプの「ミルクマリン450g」がカテゴリーの売上げをけん引。トーストをはじめ、さまざまな料理に活用できる汎用(はんよう)性の高さから新規採用も進んだ。
市場のニーズを正確にとらえるために、SNSを活用した顧客との双方向コミュニケーションも拡充。自社の商品を活用した料理画像の投稿などを行う「マリンフードアンバサダー」を募り、総数約33万人のフォロワーとともに消費者視点のアイデアで商品の新たな利用価値を生み出している。