新聞
日本食糧新聞 2025年6月5日(木)
チューブ・ポンドタイプ好調
製菓・製パン向け製品を強化
マリンフードのマーガリン類は、2024年12月期は金額ベースで前年比10.2%増と2ケタ伸長し、家庭用、業務用ともに好調だった。
「ガーリックバターブレンド」「うにバターブレンド」「はちみつバターブレンド」といった色物バターブレンド類を中心に、拡販キャンペーン(2024年7~11月)を展開。家庭用・業務用ともにチューブおよびポンドタイプ品のラインアップ拡充も、業績を支えた。
今期は4月累計で金額ベース5.5%増、物量ベース0.1%減で推移している。
家庭用では、前期にアイテムが拡充されチューブタイプ品の出荷が増加した。チューブタイプ品は金額14.3%増、物量7.6%増となり、販売をけん引している。
業務用では、外食業態における新規採用があったポンドタイプ品が金額20.6%増、物量20.8%増と大幅に伸長した。
同社では油脂原料価格の高騰に対応するため、2月に業務用、4月に家庭用で価格改定を実施したが、同時にバター製品の価格改定も実施。そのため、ポンドタイプ品がバター代替需要を取り込み、マーガリン類の販売を押し上げたと見られる。
商品戦略としては、製菓・製パンを主要ターゲットとした業務用原料タイプ(ポンド品・大型缶入り品など)を引き続き重点商品に位置付け、販売を強化している。
家庭用では、同社の強みである色物マーガリン類を"万能スプレッド"として訴求する。
「ガーリックバターブレンド」「うにバターブレンド」「はちみつバターブレンド」といった色物バターブレンド類を中心に、拡販キャンペーン(2024年7~11月)を展開。家庭用・業務用ともにチューブおよびポンドタイプ品のラインアップ拡充も、業績を支えた。
今期は4月累計で金額ベース5.5%増、物量ベース0.1%減で推移している。
家庭用では、前期にアイテムが拡充されチューブタイプ品の出荷が増加した。チューブタイプ品は金額14.3%増、物量7.6%増となり、販売をけん引している。
業務用では、外食業態における新規採用があったポンドタイプ品が金額20.6%増、物量20.8%増と大幅に伸長した。
同社では油脂原料価格の高騰に対応するため、2月に業務用、4月に家庭用で価格改定を実施したが、同時にバター製品の価格改定も実施。そのため、ポンドタイプ品がバター代替需要を取り込み、マーガリン類の販売を押し上げたと見られる。
商品戦略としては、製菓・製パンを主要ターゲットとした業務用原料タイプ(ポンド品・大型缶入り品など)を引き続き重点商品に位置付け、販売を強化している。
家庭用では、同社の強みである色物マーガリン類を"万能スプレッド"として訴求する。