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フェニックス休暇

オーストリア旅行記

(取得期間:平成10年5月29日より8日間)
研究部 金田 亜喜子
(昭和63年4月1日入社)
オーストリア旅行記

オーストリア旅行記2
 日本は雨が続く頃の5月29日から8日間、フェニックス休暇を利用し、姉と二人関西空港から直行便でオーストリアへ出掛けた。
 飛行機とホテルを予約しただけで自由気ままな旅行。オーストリアは、音楽の国、芸術の国と言われ、その名のとおりに街のあちこちの建築物からもうかがえ、私が訪れた時、ウィーン芸術週間でクラシック好きの人は、音楽を聴くだけでここに来るという人も少なくない(日本人も)。
 私はオーストリア、特にザルツブルグの街へ行くのが長い間の夢で、やっと実現した。ザルツブルグはあまり知られていないが、モーツアルトの生まれた街であり、又映画『サウンドオブミュージック』の舞台にもなった。私はこの映画に感動し、絶対行こうと思っていた。ザルツブルクではこの映画の場面に出てくるマリア先生のいた修道院やトラップ家、ピクニックに出掛けたシャフベルク山、ミラベル庭園、エーデルワイスを歌った祝祭劇場等全て見て歩いた。三日間をこの街で過ごし、列車でウィーンへ。この列車は日本と違って六人で一室になっていて、乗り心地満点。ウィーンはとても華やか。シェーンブルー宮殿や王宮、ベートーベンやモーツアルトの像のある市立公園やブルク公園。国立オペラ劇場は舞台裏まで見学し、晩はコンサートに出掛け、11時過ぎに帰宅という生活。この国は非常に治安が良い。電車も安く200シリング(約200円)あれば一日乗り放題。途中でケーキを食べてまた乗る。食費は安く高い買い物をしなければ一日贅沢に使っても6000円程度あれば十分。言葉はドイツ語ではあるが、どんなお年寄りでもカタコトの英語は通じる。私も英語が話せる訳でもないので、かえって言葉(単語)が通じたのかもしれない。だって空港は英語だが、ペラペラ言われると早くてわからないのだから。
 日本のように梅雨もなく、街はゴミなどなく美しい。日本のお城と違って宮殿はとても信じられない様な飾りがたくさん。本当にすばらしい国でした。みなさんも一度お出かけ下さい。私も機会があればまた訪れてみたい。