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フェニックス休暇

何でペルーなの?

(取得期間:平成13年8月27日より12日間)
特需課 T.S
(昭和61年4月1日入社)
オーストリア旅行記

オーストリア旅行記2
 「何でペルーなの?」出発前に必ず質問された言葉の裏には「フジモリ大統領が失脚して日本人は危ない?」「日本国大使館人質事件」等のイメージと、地球の裏側の南半球に位置し遠過ぎてよく解らない国でもあり、自身も一抹の不安を覚えつつ「神々の指紋」で出会った古代遺跡への興味と得意の楽観主義で「アンデス周遊9日間ツアー」に参加。ペルー共和国は南米の中西部でブラジルの西隣に位置し、日本からは米ロス経由で片道約20時間。往復移動で2日間は潰れる。
 今回、観光目玉の1つ目は首都リマの郊外にあるナスカ地上絵遊覧飛行。陽気な操縦士が操る超小型セスナから見下ろす不思議な宇宙人・犬・猿・コンドル・クモ・ハチドリに眼を凝らせば、帰りは眼が廻って全員無口でした。2つ目は古代インカ帝国の首都クスコ市内観光。精密な石組みは本当にカミソリの刃一枚も通しません。3つ目は「幻の空中都市」で有名なマチュピチュ遺跡観光。熱帯ジャングルの奥深い標高2280mの山頂にあり、周囲は断崖絶壁で唯一スペイン人の破壊を免れた貴重な遺産。霧に包まれた幻想的な光景に超感動...。4つ目は延々バスで7時間、海抜4335mのアンデス高原の峠を越えて到達したチチカカ湖。海抜3812mに面積は琵琶湖の12倍ある神秘の湖。
 今回、行程の殆どが富士山以上の高地を移動するため、貴重な空気(高山病で低地へ強制送還されるメンバーもいた)と空が近く宇宙の存在を実感できた。又ペルーは一次産業を主とする貧しい国だが、一方で国民の約半数は農業に従事し我々とは次元の違う自給自足の世界が多く存在し、その為か人柄も料理の味付けも穏やかで優しく癒される国でした。