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社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

新春パーティ特別講演「スポーツの天才に学ぶ仕事術」

社内報「まりん」平成17年4月1日号より
~特別講演内容紹介~

――目標に向かって絶えず努力し、その目標に到達するまで継続することが最も重要である。
これを説明するにあたって、「イチロー思考」という考えがある。イチロー選手は年間「262本」の安打を記録し、80年ぶりにメジャーの記録を塗り替えた。日本でプレーしていた時も『安打製造機』と呼ばれ、素晴らしい功績を残している。これを見て、誰もがイチローは天才だと思っているはずだった。しかし、そうではないと言い切れる。彼は小6のときの「夢」という作文に"プロの野球選手になる"と書き、小さい頃から現在まで血のにじむような努力をしてきたのである。バットを握らない日はなく、日々練習を継続してきた結果が、今のイチローを作り、内に秘めていた才能を引き出したのである。
 この才能というのは、皆が持っているものであり、水をあげ続ければ育つ植物のようなものである。日々、自分に何らかの水をあげ続ければ、必ず引き出せるものなのだ。人それぞれあげる水は多種多様であって構わないが、新しいものを見つけるのではなく、今自分に出来ることを精一杯行い、今持っているものを引き出すことが仕事につながり、自分の才能となっていく。
 社会が要求する事として、まずは仕事がある。目の前の仕事をプロフェッショナルに行い、そのレベルを高める楽しみを持たなければならない。そのためにどんな事を行い、何をするべきかを細かく設定し、数値化することが重要である。自分はどういうふうになりたいのかという自己実現を行い、有言実行する事で、素晴らしい人生を送ることができるのではないだろうか。