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社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

オーストラリアチーズスカラシップ出張報告

生産管理課 係長 榊原 伸
(研修期間:平成19年9月1日09月16日)

 今回、オーストライアチーズスカラシップに参加させていただき、チーズの理論及び製造工程を学ぶことが出来ました。はじめにチーズ作りの理論を学習し、パイロットプラントにてチーズ作りの実習を行いました。講師のニール先生はチーズ研修のスペシャリスト(オーストラリアの業界の方も一度は講習を受けているそうです)で説明がとても分かり易く、ほとんど知識の無かった私でも一連の研修でチーズというものが理解できました。
 研修後半はオーストラリアの乳業会社を訪問し、各社チーズ工場で製造工程を見学させて頂き、生産能力のスケールの大きさに驚きながらも、各工程での管理ポイント等を確認することができ、工程の流れが理解出来ました。パイロットプラントで行ったチーズ作り(手作りで手間がかかる)が工場の生産になると同じ工程でもコンピューター室での管理だけで行われ、全く別のものを作っている様な感じを受けました。どの工場も綺麗に管理されていましたが、今回注目していた、床のドライ化については傾斜のついた床で、排水溝に自然に流れる工夫がされていましたが、ドライな状態では有りませんでした。また、日本の工場では見たことの無い、靴の履き替え方(訪問企業全て共通)や工場に流れるノリの良い音楽等も新鮮でした。
 ビクトリア州を中心に多くの地域を訪問し感じたことは、時間の流れがゆるやかなことです。研修中は他の情報がインプットされないことも要因のひとつだと思いますが、バスで長距離の移動中に外を見ていても、広大な牧草地帯に牛はぽつぽつしかおらず(牛の数は多いと思うのですが)、農場の柵も有るような無いような感じのものでした。このようなゆったりとした環境で飼育されている牛はストレスも少なく、生乳のコンディションも良いという話が納得できました。また、人も同じくおおらかな方が多いように感じました。これは5人に1人は海外生まれと、移民が多いものも影響していると思います。私の片言の英語でも辛抱強く聞いてくれ、どうにか理解しようとしてくれていました。
 研修出発前は2週間というスケジュールは長いと感じていましたが、あっという間に過ぎてしまいました。この間に得たチーズの知識を業務に活かすのはもちろん、一緒に研修を受け親しくなれたメンバーとの関係を今後もっと深めて行き、人生のプラスにしていきたいと思います。今回は大変すばらしい研修に参加させて頂き、有難うございました。

以上