マリンフードトップ >
おいしいものコラム >
ホットケーキ類＞
＃16　ホットケーキの原材料のひみつ

＃16　ホットケーキの原材料のひみつ

泉大津品質管理係課長金田亜喜子｜更新日：2005.06.28

2005年6月28日
第16回「ホットケーキの原材料のひみつ」

ホットケーキを作るとき何を使いますか？そうです！「小麦粉」「たまご」「砂糖」を配合して作ります。
一般的にホットケーキを作る時は「ホットケーキミックス」を用いて作りますがこの中には「小麦粉」はもちろんのこと、砂糖などの甘味、ミルク風味、ふっくらさせるベーキングパウダーが配合されています。又意外と知られていませんが、食塩、油脂（ショートニング）も配合されています。
ではこれらの素材がホットケーキにどんな役わりを発揮しているのでしょうか。

小麦粉

ホットケーキの本体となります。量、質がホットケーキの仕上がりに大きな影響を及ぼします。もちろん小麦粉には「強力粉」「中力粉」「薄力粉」の３タイプがあり、ホットケーキに使われる粉は「薄力粉」が一般的です。

たまご

ミキサーで攪拌することで、きめ細かな気泡を作ります。たまごは加熱する事により固まる性質がある為、保形性、保湿性を持たせる役目をしています。普通は全卵を用います。

糖類

砂糖、ぶどう糖などがありますが、甘味をつけ、しっとりとした保湿性を持たせます。又こんがりと程よいキツネ色に焼き上げるのも糖類の力です。

乳製品

味の幅を広げます。牛乳や脱脂粉乳、スキムミルクなどを用います。生地をしっとりさせ、口溶けを良くします。

油脂

生地をしっとりさせ、口溶けがよくなりますが、入れすぎは禁物、ふくらみが悪くなります。

香料

ホットケーキに様々な風味をつけます。これがなければ粉っぽい風味になります。ところが逆に入れすぎると薬っぽくなります。適量が肝心です。