平成22年 「ジャングル大帝 ~密林を駆ける~」
2010年01月01日
07年度の世界食品メーカー売上高ランキング50位に日本企業は米国(21社)に次いで10社入っている(3位は英国の8.5社)。しかし日本企業の収益率の低さが特出している。世界の売上高上位3社の営業利益率は、1位ネスレ(スイス)(14.0%)、2位P&G(米国)(20.5%)、3位アルトリアグループ(米国)(17.7%)。同じ日本は、5位日本たばこ産業(6.7%)、19位キリンホールディングス(7.3%)、22位サントリー(5.4%)。計算可能な世界50位(日本を含む)単純平均は12.3%で日本の10社単純平均は4.0%で実に1/3以下。世界の営業利益率上位5社は1位インペリアルタバコ(英国)(43.2%)、2位インベブ(ベルギー)(27.2%)、3位コカ・コーラ(米国)(26.4%)、4位ペルノリカール(フランス)(23.6%)、5位レイノルズアメリカン(米国)(23.2%)。日本の5社は1位キリン(7.3%)、2位日本たばこ産業(6.7%)、3位アサヒビール(5.9%)、4位サントリー(5.4%)、5位味の素(5.0%)とこの差は目を覆うが、一体どうしたことなんだろう。