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#31 国産原料で作った厚焼きホットケーキ紹介

-------- | 更新日:2007.12.17

2007年12月17日
第31回「国産原料で作った厚焼きホットケーキ紹介」
研究部 Cチーム 横屋垣内昭彦

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 マリンフードでは、創立50周年を記念して開発した『国産原料で作った厚焼きホットケーキ』2007年のお歳暮ギフトから発売しています。
 ホットケーキの主要な原料になる小麦粉、卵、牛乳、砂糖を国産原料にこだわり、従来よりも厚めに焼き上げた、ふんわりした食感が楽しめるホットケーキです。今回は、このホットケーキの開発の経緯などをご紹介したいと思います。
 当初、開発担当者に与えられたコンセプトは、『国産原料にできるだけこだわった、今までに無い、美味しいホットケーキ』でした。漠然としたコンセプトに担当者は頭を悩ませ、最初は味や食感のイメージがなかなか掴めずにいました。今までに無い美味しさとは、何か新奇な原料を使うべきなのか、配合を新しく組み直すべきなのか、それとも、これまでのホットケーキの味をブラッシュアップしていくべきなのか。悩むばかりで開発は遅々として進まず、作ってみるよりも先に、従来品のホットケーキの特徴を整理する事からはじめようと考えました。そこに何かヒントが隠されているかも知れないと思ったからでした。マリンフードの代表的な品目に、北海道ホットケーキと、ジャンボホットケーキがあります。北海道ホットケーキは、北海道産の小麦粉と牛乳を用いて作られています。一方、ジャンボホットケーキはモンドセレクションでゴールドメダルを何度もいただいたヒット商品です。普通のホットケーキよりもひと回り以上大きく、ボリュームたっぷりに焼き上げながら、オーソドックスな風味とふんわりとした軽い口当たりで、重さを感じずに食べられるのが特徴です。
 「この2つの品目の特徴を合わせたホットケーキは出来ないだろうか。」と考えました。
 しかし、モニター調査会の官能検査で、良い所取りをしたはずの試作サンプルは、マリンフードの従来品2品目の成績を上回る事ができず、単純に良い所取りをしたからと言って、即美味しさにつながるわけではないことがわかりました。それから、アンケートによって得られた消費者様が思い描く理想のホットケーキのイメージを参考に、良い所をひとつにまとめようと何度も試作を繰り返し、社内アンケートで従来品と比較試験をして、ようやく従来品よりも良い成績をおさめる試作品が出来、この度、お歳暮ギフト用の『国産原料で作った厚焼きホットケーキ』として発売となりました。この商品は添付品にもこだわり、カナダはケベック州産のピュアメープルシロップと、北海道は日高産バターとを添付。今までよりも一段上の贅沢な味わいを楽しめるホットケーキであると自負しております。皆様にも、お召し上がりいただけましたら幸いです。