#80 チーズの種類

研究部Bチーム 妹尾詩織 | 更新日:2018.10.17

#80 チーズの種類
 チーズには「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の二種類がある、ということを以前のおいしいものコラムでご紹介させていただきました (#76 ナチュラルチーズとプロセスチーズ)が、今回はその中でも「ナチュラルチーズ」の種類についてお話したいと思います。ナチュラルチーズは、製造・熟成方法によって大きく分けると、フレッシュ(非熟成)タイプ、ウォッシュタイプ、セミハードタイプ、ハードタイプ、シェーブルタイプ、白カビタイプ、青カビタイプの7つに分類することができます。

チーズ盛り合わせ
 フレッシュ(非熟成)タイプはモツァレラチーズ等の水分が多く、さわやかな風味が特徴のチーズです。 ウォッシュタイプはチーズ表面に特殊な細菌を繁殖させ、表皮をその土地のお酒で洗いながら熟成させるチーズで、代表例としてラングル等があります。 セミハードタイプはゴーダチーズ等、シュレッドチーズによく用いられるチーズです。一方ハードタイプはパルメザン等、パウダー状にして使用するチーズです。 シェーブルタイプは山羊の乳で作られたチーズで、「シェーブル」とはフランス語で山羊のことを指します。サント・モール等が代表例です。 白カビタイプはチーズ表面に白カビを植えて熟成させるチーズ、青カビタイプは乳を固めたものに青カビをまぶしてから形を作り熟成させるチーズで、それぞれカマンベール、ゴルゴンゾーラ等が例として挙げられます。

 これら以外にも世界には様々な種類のチーズがあり、中にはチーズの外側は白カビのカマンベール、内側は青カビのブルーという一風変わったカマンブルーというチーズもあります。当社の「世界の不老摩珠(ふろま~じゅ)」シリーズではこのカマンブルーを目指し、カマンベールとブルーチーズのどちらの風味もお楽しみいただけるようなプロセスチーズを開発致しました。スライス、ベビー、キャンディチーズと様々な種類にて取り揃えておりますので、是非一度ご賞味ください。